東京女子流「アーティスト宣言」の歴史的一夜東京女子流が毎年恒例となった年末のビッグライブを、今年は渋谷公会堂にて昼夜2部に渡ってライブを繰り広げた。昼公演はタイトルを「CONCERT*05 ~カワイイ満載見納めPARTY~」と題し、2時間に渡り4年間培ってきた"カワイイ"を余すことなく披露した。一方夜公演は「CONCERT*06 ~STEP UP TO THE NEXT STAGE~」と、彼女たちが向かう「次」を示唆するようなタイトル。まさしくその通り、彼女たちが目指す「NEXT STAGE」を見せつけた。スタートから不穏な音が鳴り響き、ステージを鮮血のような赤い照明が照らす。徐々に暗くなる場内、すると5つの棺桶が設置される。中から漆黒の衣装を身にまとった5人が現れ『十字架』が始まる。ダークな世界を見事に表現していく5人、中でも小西彩乃の艶やかな低音が素晴らしい。続くは『ディスコード』『LIFE SIZE』と攻撃的な楽曲で早くもたたみかけてくる。中江友梨、山邊未夢は高低を駆使したボーカルで魅せ、新井ひとみと庄司芽生はダンスや表情で言葉や音に色を付けていく。曲終わりのMCは庄司曰く「いつもこんな感じ」の緩い内容。しかし、小西、山邊、中江が「気合い入れすぎちゃった」と衣装の直しのために袖に戻る場面も。この日にかける想いの表れだろう。
#東京女子流 #STAGE
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