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一方で、世界最大の産油国という土地柄もあってか、「国内のあらゆる場所で、地面にポンプを突き刺せば原油が湧いて出る」と噂されるほどだ。そんなオイルの恩恵を受けて、ベンツなどの高級車であっても、ガソリンがカラになると砂漠に乗り捨てるようなセレブや王族が多くいる。そして砂漠に捨てられた自動車を「地面から湧き出したオイルを給油して乗って帰った」と語る国民の言葉が、噂に信憑性を持たせている。 このような社会的環境も後押ししているのであろう。サウジアラビアの若者の間では、自動車が一大エンタテインメントとなっており、「暴走族」「走り屋」といわれる日本の若者のように、ハイウェイを含む公道でドリフト走行などの曲乗りを競うゲームに興じている。イスラム教の戒律が厳しいことで、娯楽自体が少ないことも影響しているようだ。 ドリフト走行がはやっているサウジアラビアだが、さらに技を磨くドライバーも現れた。片輪走行しながら、浮いているタイヤを交換してしまう荒技だ。淡々とこのような曲芸運転を披露するのは、娯楽というよりも職人的な技を追求しているようにすら見える。
『Saudi 4x4 on 2 wheels gets tyre change while moving』(「YouTube」より)
動画URL http://youtu.be/tnYuMqkF5K8●数回の路上教習のみで免許を取得

 米国のシェール革命に対抗心から減産を拒否し、原油相場の覇権を争う姿勢を明確にしたサウジアラビア。一方、国内ではワガママなセレブたちが我が世の春を謳歌し、若者たちは命を顧みることなく曲芸運転に興じる。このような現実を見ると、オイルマネーがサウジアラビアにもたらす春はいつまで続くのだろ

#サウジアラビア #原油