中国でパチモン暴走族が流行!社会問題へ
中国で空前の暴走族ブームが巻き起こっているという。『新華網』(10月17日付)によると、河北省石家荘市で中高生を中心とした暴走族グループが深夜に暴走行為を行い、市民を悩ませているという。 また、香港系のフェニックスTVも10月8日、広東省従化市の暴走族グループを「社会問題」として取り上げた。 重慶市在住の自営業・砂川孝昌さん(仮名・49歳)も、若者らによる集団暴走を目撃したばかり。 「深夜、タクシーに乗っていたら、爆音を響かせながら蛇行運転している10台ほどのスクーター軍団に出くわした。みんなノーヘルでマスクをしており、スクーターに電飾をつけたり、鉄パイプで地面を擦って火花を散らせたりと日本の往年の暴走族とそっくり。僕は北関東出身なので、懐かしい気分になりましたね」武漢市の運送業・武智義文さん(仮名・37歳)は、中国での暴走族ブームの一因についてこう話す。 「中国には暴走行為を取り締まる交通法規がない。バイクの2人乗りやノーヘル、逆走などでも捕まることはほとんどない。また改造も大した罪にならないので、マフラーを取り外した爆音車や車のエンジンを搭載したバイクも走っていて、迷惑具合では日本の暴走族よりひどい。暴走族集団による交通死亡事故や窃盗などの犯罪も相次いでいますよ」 一方、日本文化の影響を指摘するのは上海市在住の留学生・佐伯好文さん(仮名・35歳)だ。 「みんな、海賊版で日本の暴走族漫画などを見ていますからね。さらに中国のゲームセンターには、よく日本製の中古の体感型バイクゲームもあります。一部の若者が憧れてしまうんでしょうね」
#暴走族 #中国
中国で空前の暴走族ブームが巻き起こっているという。『新華網』(10月17日付)によると、河北省石家荘市で中高生を中心とした暴走族グループが深夜に暴走行為を行い、市民を悩ませているという。 また、香港系のフェニックスTVも10月8日、広東省従化市の暴走族グループを「社会問題」として取り上げた。 重慶市在住の自営業・砂川孝昌さん(仮名・49歳)も、若者らによる集団暴走を目撃したばかり。 「深夜、タクシーに乗っていたら、爆音を響かせながら蛇行運転している10台ほどのスクーター軍団に出くわした。みんなノーヘルでマスクをしており、スクーターに電飾をつけたり、鉄パイプで地面を擦って火花を散らせたりと日本の往年の暴走族とそっくり。僕は北関東出身なので、懐かしい気分になりましたね」武漢市の運送業・武智義文さん(仮名・37歳)は、中国での暴走族ブームの一因についてこう話す。 「中国には暴走行為を取り締まる交通法規がない。バイクの2人乗りやノーヘル、逆走などでも捕まることはほとんどない。また改造も大した罪にならないので、マフラーを取り外した爆音車や車のエンジンを搭載したバイクも走っていて、迷惑具合では日本の暴走族よりひどい。暴走族集団による交通死亡事故や窃盗などの犯罪も相次いでいますよ」 一方、日本文化の影響を指摘するのは上海市在住の留学生・佐伯好文さん(仮名・35歳)だ。 「みんな、海賊版で日本の暴走族漫画などを見ていますからね。さらに中国のゲームセンターには、よく日本製の中古の体感型バイクゲームもあります。一部の若者が憧れてしまうんでしょうね」
#暴走族 #中国


