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「アビガン錠」とは? エボラ出血熱の特効薬として熱い期待 富士フイルムの薬で立て続けに回復エボラ出血熱に感染後に回復したヨーロッパ人の看護師2人が、日本製の「アビガン錠」の投与を受けて回復していたことがわかった。患者が立て続けに回復した「アビガン錠」をエボラ特効薬となる期待が高まっている。10月19日、スペイン人の女性看護師テレサ・ロメロさんが、エボラ出血熱から回復した。彼女に投与されたのは、富士フイルム子会社の富山化学工業が開発した「アビガン錠」(一般名:ファビピラビル)だったと、CNNが報じた。まだワクチンが存在しないエボラ出血熱と戦うために、彼女は2つの主要な治療を受けた。まず最初は、エボラ生存者の抗体を用いた点滴だった。この抗体は、西アフリカの病気を生き延びたカトリック修道女からもたらされた。また、ロメロさんは実験的な抗ウイルス薬「ファビピラビル」を投与していた。スペインでは、他の試験薬「ZMab」も輸入していたが、世界的に品薄になっており古いバージョンしか使うことができないため、医師は使用を取りやめたという。

#富士フイルム