ウィルチンソン オフィシャルブログ -36ページ目

信じる馬鹿/信じられない馬鹿。

最近はというと、

きっと僕らにとっては良い事
なのでしょう。

そう信じて後ろを振り向かずに走っていますが



考える間もないまま時間に追われるように
観劇、打ち合わせ、しっぴつ、
オファー類々、そば屋に占い屋に映像。




オルフェウスという人がいたそうです。
死んだ恋人を黄泉の国から救い出すため彼に与えられたルール。

それは現世までの階段を、決して振り返らずに上ること。
それを追いかけてのぼる恋人は声を出してはいけないこと。

オルフェウスは暗闇の中をただ上りました。

しかし、だんだんと不安になってきた。



「ちゃんとうしろ付いて来てっかなぁ。
こいびとーーーーー」

「こいびとーーー!」


「こーーいーーびどーーー!!!」



という具合に。
疑念と不安に負けて振り返ってしまったオルフェウス。
階段は、オルフェウスと恋人とともに
奈落の底に落ちていったそうです。




「信じる」と「疑わない」
は「疑わない」のほうが強い。

「信じない」と「疑う」は
「信じない」ほうが強い。




なんだかそんな気がしておりますし、
うさぎ年もスタートしますから、

亀に負けることなく
振り返らずに走らなければいけない年になりそうです。


今までの歩みがのろい僕らなので、
きっと、良い事なのでしょう。


修行の一年。




5月の本公演のテーマ(のひとつ)には、

「信じる馬鹿」
「信じられない馬鹿」


というものがある。


なんだかこれまでのウィルチン作品とは
違ったものに、
本来の顔で取り組んでいくことになりそうですよね。



絶賛
キャストオファー作業
進行中



この一年出会ったあんな人やこんな人が
集まってきた集まって来た☆


まずは脚本と勝負だ。


がんばります。




来年の予定
まだ発表してはいけないようなので、
パンク魂を持つものとして、
すべてに「たぶん」という便利な言葉を付け加えて、
発表しておきます。












2011年



たぶん4月24日
@たぶん板橋区グリーンカレッジホール


・板橋区演劇体験講座
最終発表会
たぶん『ロミオたちとジュリエットら』





たぶん5月11日~5月14日。
・ウィルチン本公演
@たぶん渋谷ギャラリールデコ


→モチーフは太宰治の『走れメロス』と『人間失格』。
根田マサキによる走れメロスと、矢口龍汰による人間失格を
「信じる馬鹿」「信じられない馬鹿」で微分積分した結果に
アバンギャルドな最小公倍数。





たぶん7月
・ウィルチン本公演
@たぶんギャラリールデコ
→宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』と『注文の多い料理店』をモチーフに、
矢口・根田の2作品をなんらかのメスで切ってみた断面を見せる手術を執行予定。





8月28日(日)

・劇団劇場vol.たぶん4

@ひみつ




あと、
10月と12月にも本公演をやりたいとたぶん思います。



メロスみたいに全力疾走でいくけど、
派手に転ぶ時もあるだろうから
それでもこの4本の公演と、
1本のイベントが終わる一年後の今頃まで、
走るのをやめず、人間をやめず、
頑張りたいと思います。
たぶん。






今年もありがとうございました。
こんな調子ですので、来年も
よろしくお願いします。