まず、産んで育ててくれてありがとう。
最後には会えなかったけど、その事は仕方ない事で後悔はしてません。
ただ、今思うにお母さんには沢山の苦労と心配をかけてしまう事になり、それはものすごく申し訳無かったと思います。唯一言えるとすれば、その時その時の最善の選択しかして来なかった事だけです。
人間程未完成なままで産まれて来る生き物はいないそうで、日本で言うと20歳という成人になるまで親がかかりきりです。だいたい13~15で一人で生きて行く事はできますが、現代社会という複雑な環境の中ではそれも難しいことです。あたしなんか13や15はおろか20歳を過ぎても30歳を過ぎてもお母さんの気持ちをヤキモキさせた事だと思います。
あたしはお母さんが34の時の子で「考え方が古くてヤんなっちゃう!」なんてよく言ってたものですが、それはきっとお母さんが「死」と隣り合わせで産んで育てた大事な娘だったからなんでしょう。
今はよくわかります。
小さい頃はそんな事全然わかりませんでした。
今あたしが飼ってる犬。それの教育(しつけ)も大変です。でもいつもあたしの顔を見て癒してくれる大事なパートナーです。お母さんにとってあたしは後半パートナーみたいになれたらいいな、と思ってましたが、どうでしたでしょうか?心配ばかりかけているようではパートナーとは言えませんね。
最後病院で旦那に向って「娘の事だけが心配で心配で」って泣いてましたね。
「結婚してからも心配なんだ」と思ってもっと手紙を書いたりメールしたりすれば良かったと後悔しました。
死んでしまって今はあたしの全てを見る事ができると思いますが、やっぱりせめて生きているうちに伝えたかったです。
「ありがとう」