一体、仕事と私のどっちが大切なのよ! この言葉に対する返答は究極の選択でしょう…
全くもって冷や汗ものです
ようやく歩き出した我が子をマイセンの店内に放置するくらい危険です
出来ることなら避けて通りたいこの言葉
私はまだそんなことを言われるレベルにすら達していないのですが…
ではどちらかを選択した結果どうなるかを想像してみましょう
■「仕事」を選んだ方
↓↓
病院で形成外科の予約をお勧めします
近辺の刃物だけには気を付けてください
■「君」を選んだ方
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就職活動の準備に取り掛かってください
大丈夫、退職理由には一身上の都合という便利な言葉があります
はい、
この選択どう考えても摘みましたね
どう答えても不幸な結果は免れません
では、
最悪のケースを免れるために応急処置をお伝えいたします
↓↓
① 少しの沈黙
② 一言「勿論君が何よりも大切だよ」
③ 沈黙(この間相手は何かと愚痴やら不満やら文句をこぼします)
④ もう少し我慢(この間も理不尽なことを言われても沈黙を保ってください)
⑤ 相手の勢いが収まったところで「君を思ってのことが裏目に出てたんだよね、、、、ごめん」
ただ、これは応急処です
相手が興奮している状態での正論は文句となります
ひたすら受け入れて最後に
こんなに仕事に更けているのも全て君の為なんだよと
出来れば哀愁に満ちて言ってください
ここでのポイントは
沈黙と哀愁です
何を言うかではありません!
どの様に言うかです!
この手の質問は相手の反応を見ているのです
*注意
その後の状況には責任は持ちません
一切のクレームを断固拒否します!
|| 裏面的メッセージ
ではここから真面目にお送りいたします
はい、今まではふざけてました
この手の質問に関しては答えを出す前に
質問の意図を探るほうが優先です
なぜそのような質問をぶつけてくるのでしょう
そこを考えなくてはなりません
仕事もパートナーもどちらか一つを選択できるものではありませんよね?!
恐らくそれは誰もが理解できることでしょう
しかしそれでいて
そんな質問を全力投球してくるのです
ここは一つ
胸に手を当ててみてください
頭がカッカしていると
「仕事か私かどちらか一つを選んで」
と解釈してしまいがちですよね
しかし、冷静に考えてみれば
「仕事ばかりしてないでもっと私のことをかまいなさい」
という解釈のほうが正しいでしょう
言葉には裏面的メッセージというのが存在します
この裏面的メッセージとは
エリック・バーン氏の交流分折からなる構造分析の中で言及している概念です
交流分出来とは簡潔に
人と人とがコミュニケーション(交流)を図る心理学的分析です
学術的にはもう少し複雑なのですが詳しい内容はすっ飛ばします
もし、どうしても気になる場合はハートウッド心理カウンセリングの主催するコミュニケーション心理学セミナー迄
↑↑
この場合の裏面的メッセージは「参加してくれ」の意味です(営業)
そしてその中の裏面的メッセージとは なぜコミュニケーションが円滑に行われないのかに目を向けた構造です
つまり
言葉の裏側にある本心を意味しています
↓↓
言葉上の論理的メッセージでは
「仕事と私のどっちが大切なのよ!」
と表明されますが、
感情面の裏面的メッセージでは
「かまってもらえなくて寂しい」
こんな気持ちが隠れているのかも…
今回は、裏面的メッセージで
「私の事ばかり気にしなくていいから仕事しろ!」
のケースはスルーさせて頂きます…
|| これを踏まえてどう対応するか
誰もが理解できるであろう、比べる対象ではない「仕事」と「私」
それにもかかわらずなぜ問いかける訳とは
それこそ本人が本当に伝えたいな思いが隠されているからでしょう
・仕事ばかり一生懸命になりすぎ、パートナーをほっぽらかしにしていた
・家に居る時に向き合うのはパートナーではなくパソコンだった
・休日はひたすら体力回復の為寝てる
そんな自分に一度目を向け、
そこまでの言葉を言わせてしまった相手への理解が大切でしょうね
あっ!そうそう…
口が裂けても発してならない言葉として
「で、何が言いたいの?」とか
「サミシイオモイサセテゴメンネ」とか
「つまり君の裏面的メッセージは何だい?」とかはNGです!
こんな聞き方では
悪意に満ちた純粋な怒りが降臨します
この際に受ける怪我は自業自得でお願いします
では真面目にどう返答するか、
↓↓
それを記入してしまうと教科書通りの機械的な返答になってしまします
言葉の裏側にある相手の気持ちを受け止める
これを踏まえ
後はご自分で絞り出してください
いつでもクライエントの気持ちに寄り添い愛をもって包み込む
↓↓
ハートウッド心理カウンセリングの
半分はやさしさで出来ています
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また遊びに来てくださいね♪
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