昨日は朝から晩まで職員MT。

 

この時期の塾業界は何かと忙しく、受験のこと、在塾生の新学年のこと、生徒募集のこと、運営内部のこと・・・もう目まぐるしく解決せねばいけないことが襲ってくる。

 

部署ごとの会議と全体会を終えた後も正職員で来期の構想を「ああでもない、こうでもない」と話して、それぞれのピントを合わせました。

 

それぞれがそれぞれで考えていることがあっても、共有してお互いの「知」に変えないと、どれだけ一人で頭を捻っても最終的にいいものになり切りません。

 

そんな時はとにかくじっくり時間をかけて相談していくことが何より大事です。

 

 

 

明けて今朝。目を覚ますとスマホに埼玉新聞のLINE記事が入っていました。

 

その中に埼玉県の受験についても書かれており、評論家?のかたが「今はこうするべき!」みたいなことを書かれていました。

 

その方はもともと高校の先生をやっておられて、その後こちら側の業界に入ってこられた人で、埼玉で塾をしている人で知らない人はいないような有名な方です。

 

 

「(直前期である)今から猛勉強してはいけない。」

「余裕を持って本番に臨もう。」

「今頑張りすぎて息切れして、体調を崩そうもんなら、今以下の自分になってしまう。」

「ご家族は。『頑張って』と言わないで。いわれなくても本人は頑張るから。」

 

などなど、いろんなことが書かれていました。

「確かに」と思うことも沢山あったのですが、ちょっとした違和感を覚えたのも事実です。

 

 

中学生が直面する避けては通れない高校受験というハードル。

 

僕はこれを今まで知らなかった自分を次から次へと発見できる大事なタイミングだと考えています。

 

そんなタイミングで、自己調整をして「ゆっくり、じっくり」できる受験生はほんの一握り。もの凄い余裕をもった受験校を選んでいるか、もともとそれほど受験や高校に興味や緊張感を持っていない(大人が持たせられていない)かのどちらかくらいです。

 

新所沢教室でもある程度志望校に対して余裕を持った生徒はいます。

でも、だからと言って「今はゆっくり、じっくりね」なんて言えません。

 

だって子供たちがこの経験を再度経験することはできないですから。

 

 

アスリートが大事な試合の前に猛練習しないのは、体力の消耗やけがが怖いからです。

 

学習において、よっぽど睡眠時間を削ったり極端なことをしない限り、体力も消耗しませんしケガもしません。高校受験程度の誰しもが経験することでどうにかなってしまうことはありません。

 

勿論中学生ですから、緊張から普段とはちょっと違う様子になってしまうことはあります。

でもそうやって緊張すること焦ることができている時点でまずは立派です。

 

その焦りを少しでも打ち消してくれるのは、『やる』これしかないんです。

 

 

 

 

僕は今年の受験(私立)で、信じられない経験をいくつもしました。

 

 

良いものもあれば悪いものもあります。

 

両方の経験で、今も気づけば考えてしまうのは「悪い経験」のほうです。

 

 

心が締め付けられるように苦しい。

 

もっと何かできることはあったんじゃないか、あいつを笑顔にすることはできたんじゃないか、あの時もっとこうしておけば・・・

 

 

「やり切ったから後悔はない」

 

この言葉をつかえるのは、本番直前まで、いや本番の日にもベストを出そうとあくせくした人だけです。

 

そうやってあがきベストを尽くそうとしている人に対してかけてあげるべき言葉はやっぱり

『頑張って』

 

 

最後送り出すときは、やっぱり「いってらっしゃい、頑張っておいで。」なんです。

だってベストを出しに行こうとしているんですもの。

 

 

11期生のみんな。

 

県立組はもう出願を終えて帰ってきている頃でしょう。

 

28日。

そうやって送り出してもらえるように、最後の最後の最後までやり切りなさい。

やってもやっても不安だという状況を続けなさい。

 

どんな挑戦になったとしても、その行動や考え方があなたを成長させてくれます。

 

最後の最後まで『頑張って』。