初めて上の子を授かってしばらくしたとき、
「こんな未熟で子供な自分が、子供を育てることができるのだろうか?」
喜びが徐々に不安になり、悩んだ時期がありました。
育てている中でも、
「親になる人は、教育書などの本を読んでもっと勉強しているんじゃないのか」
「あん時、こんなことしておけばよかったのか」
後悔先に立たずですが、やっぱり思ってしまうわけです。
先日、「アルキメデスの大戦」を映画ではなく本で読みました。
数学・数字を使って戦に臨む。
そんなイメージでしたが僕が思っていたものとは少し違っていました。
その中で印象に残ったのは、「数学を使ってどうこう」ではなく、主人公の櫂直(映画では菅田将暉)の幼少期に、父親と遊ぶシーン。
最初は全く勝てなかった五目並べに、規則性や父親の癖を見つけ出し、
その後は父親に勝ち続けていきます。
頑張って考えて、父親を負かす自分を父は褒めてくれると思っていたら、
あるときから父は、「お前とはもう遊ばない。」と突き放します。
父親が息を引き取る間際に、直に「怪物にしたくなかった。」とつぶやきます。
日本が日露戦争の余韻に浸り、イケイケドンドンで太平洋戦争に突っ込もうとしている最中。
父は息子の才能・能力を「戦争の武器として使わせるわけにはいかない」「そんな怪物にしてはならない」そう考え、そんな直の能力をあえて潰そうと遊ぶことをやめたのです。
僕の子育てと内容や方向性は違うにせよ、子どもと世の中の「繋がり」、「影響」そして「生き方」そんなものを我が子に伝え学ばせる存在に、父はならねばいけないんですね。
40歳にして、まだまだと思いはしますが、子どもの成長のスピードには勝てずとも、学び自分の知見・見識を広げていかなければいけませんね。
子どもたちが大人になったとき、「父さんみたいに」そう言ってもらえるように。
では〜![]()