学校の先生、何言ってるのかわかんない!!

↑この発想が根底にあるうちは、伸び悩むでしょう。

 

 

 

もちろん、塾に通いだした途端に、成績が伸びる子もいます。

しかし、それは、今までロクに机に向かってこなかっただけです。

別に、学校より塾の教え方が“わかりやすい”という話にはなりません。

 

翻って、同じ学校で同じ先生から教わって、習得する子がいるんです。

であれば、そのデキる子のように、“学校で身につける力”を備えた方が良いに決まってます。

 

 

 

そもそも、先生の話がわからない理由は、何だろうか。

前回までに習った内容が身についていないせいかもしれないし、

ノートをデコレーションするのに夢中で、話を聞き逃しているかもしれないし、

その先生のことが嫌いで、話を聞こうとすらしていないのかもしれない。

 

はてさて、

一口に“学校で身につける力”と言っても、その中身は多岐に渡ります。

前述の、自分棚上げ、ノートデコり、先生嫌い嫌い星人なんかなら、

「後回しにせず、この場で覚えよう」という姿勢を持つだけで劇変するでしょう。

 

「1週間後の自分が覚えておけるように」というノートの取り方かもしれないし、

「今日の授業は何をやったんだけ」という思い出す癖かもしれないし、

はたまた、「習ったものが使えるか試してみよう」という学習習慣かもしれない。

 

挙げればキリがありませんが、

デキる子たちは「自分に何が足りないか」を模索し続けています。

 

 

 

『学問に王道なし』とはよく言ったもので、

抜け道や特効薬みたいな、そんな都合のいいものはありません。

結果を受け止め、検証し、仮説を立てて、次の行動を変えていくんです。

 

 

 

尊敬する教え子がこんなことを言っていました。

 

「先生だって私の頭の中が全部わかるわけじゃない。

どういう時にわからなくなるのか、

自分が引っかかってるのはどこなのか、

考えなきゃいけない。

自分の事を1番わかるのは自分だから。」

 

思い出すたびに痺れますね。カッコイイ。

 

 

 

できない理由を、他人に求めても、自分は何も成長していません。

自らの行動を省みて、“より良い自分を実現していく”ことが勉強です。

他人は変えられないけど、自分なら変えられます。

月並みで恥ずかしいですね笑

 

 

 

 

 

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「“わかりやすく”教えさえすれば、生徒たちの成績は伸びていく」

はじめは、僕も、そう信じて疑いませんでした。

 

だから、使う言葉に配慮し、板書を工夫し、問題を選び抜きました。

でも、それだけじゃダメなんです。というか、あまり意味がない。

 

 

 

わかりやすく教えても、生徒がそれを覚えてなければ、その場限り。

「忘れないように、行動を変えよう」と生徒が思えば、一生ものです。

 

 

 

これ↑が、12年間この仕事に携わって、僕が学んだことです。

“わかりやすい”授業じゃなくって、“かわりやすい”授業をしなきゃですね。

 

 

 


以上、丸山でした。

 

丸山の過去の記事は、下のリンクをどうぞ。

「習ってない」とは言わせない

 

 


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P.S.

倍のキャリアがある横井塾長も似たようなことを考えていますね。

↓のマンガでウィルの考え方がちょっとのぞけます。

 

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