一分先が読めない東電株。
さきは500円だった気がしたが、450円で引けてる・・・。
一時間の間に何があったんだ・・・。

個人的な興味は東電株から東電債に移行。
東京電力が発行する社債は、誰もが安心して買ってた社債。
発行残高が5兆円あり債券市場全体の8%を占めている。

社債・COMより
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4月8日
残存年限3年物、5年物、10年物で比べます。
銘柄は各々東電511回債、520回債、556回債です。
まず3月10日時点では各々次のような価格/利回りでした。
(※( )は対JGBスプレッド概算)
103.62円/0.472%(+10bp)、107.05円/0.683%(+9bp)、102円/1.408%(+11bp)
昨日時点つまり、4月7日時点の利回りは次のようになっております。
96.77円/2.73%(+240bp)、96.24円/2.918%(+237bp)、82.95円/3.96%(+267bp)
すでに利回り評価上は、BBB以下の水準になってしまっており、
所謂「投資不適格」水準同等です。
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さてここで注目すべきは、利回りは投資不適格水準同等だと言う事実。
現在の東電の格付け(東電HPより)
スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)【BBB+】
ムーディーズ【Baa1】
格付投資情報センター(R&I)【A】
日本格付研究所(JCR)【AA】

格付けは投資適格だが、取引される利回りは投資不適格水準。つまり、更なる格下げの可能性を織り込んでいるのが現状なのか?
個人的な意見だが、東電債は企業・年金などが多く保有している。そしてその多くが独自の運用ルールを定めそれに基づいて運用している。その中で、投資不適格債には投資できないルールを設けている企業・年金が多く存在するしていると思う。仮に投資不適格債まで格下げされた場合は、一気に売り物がでて利回りが上昇するのではないか?ただ一方で格付け会社も投資適格から投資不適格に下げるインパクトなどを考え、格下げしにくいのが現状なのか?
どちらにしろ東電株を資産株と考え、東電債を安全な社債と考えてた時代は終わったと言うことか。

国有化のパターンごとに考える。
①JAL型:債務超過から会社更生法適用を申請した「日本航空(JAL)型」は社債が12.5%の弁済率、株式が100%減資(*政府支援を受ける企業で初のデフォルトとなった日本航空の社債残高は670億円。)
②長銀型:超過債務の認定から特別公的管理下に置かれた「長銀型」は社債(金融債)が全額保護、株式が100%減資。
③りそな型:過小資本となり、公的資金の破たん前注入となった「りそな銀行型」は社債が全額保護、株式が減資なし。

結局のトコ①以外であれば社債を買っても全額保護か・・・。
ただ、この他にもGWのようにする案などあるみたい。。。
全額保護される方向であれば、美味しい商品として安心して買えるのだが(笑)
調べれば調べるほど色々な選択しがありそうで、個人が現時点で手をだせる商品ではないと実感。

*もし社債について詳しい方がいらっしゃいましたらコメントをお願いいたします。