彼女の一日 | →will→

彼女の一日





生きとし生けるもののために

彼女は毎日欠かさず家にあるすべての鏡を拭いて、その日にたまった生ゴミを地面に埋めている

そして

今までは骨すら残っていない、偉人変人凡人のために

彼女は、三度のご飯を作り、窓際でぴったり一時間外を眺めて過ごしている。

やがて

終わりを迎える、地で這いずり回る蝉やミミズのために

彼女は天気に関係なく、外に蒲団を干し、夜には流れ星を数えながら眠っている。



彼女の一日というものは存在しない、亡霊のように、あるものがあるように動いている。あるものにとっては、あるものにとっては、あるものにとっては。
それは連続しあって、繋がるのだ。