占い師紹介「愛深イリナ先生」♡《東京オリンピックと万国博覧会》

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皆さん、こんにちは。占いの館ウィル池袋店の鑑定師、愛深イリナです。

2020年の東京オリンピックに続き、なんと大阪でも万国博覧会が開催されることになりましたね。2025年開催ですから、オリンピックからわずか5年後。日本はなんだかこれから慌ただしくなりそうですが。インバウンド客がますます増えていくのでしょうか？

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、45年前にも同じ大阪で万国博覧会が開催されたのです。同じ地で再びとは、ちょっと驚きです。大阪の万博に関するこだわり（？）がひしひしと感じられます。では、日本初だった45年前の大阪万博は、一体どんなものだったのでしょうか？（ちなみに、このわずか6年前に、やはり東京オリンピックが開催されていました。）

万博のテーマは「人類の進歩と調和」。国内外合わせて116のパヴィリオンが参加。20世紀最大の祭典ともいわれました。開催期間は1970年3月15日から9月13日までの約半年間。結構長いんですね。比べると、オリンピックは一瞬で終了してしまいそうな感じです。(笑)期間中の入場者総数は6,500万人に迫る数でした。
とにかくパワフルな万博だったようです。そのパワフルさを象徴するかのようにそびえ立っていたのが“太陽の塔”です。これは芸術家、岡本太郎さん（故人）の作で、私はこの塔の形の貯金箱を持っていた覚えがあります。（岡本太郎さんは、「芸術は爆発だ！」という名言で知られる方。）

万博跡地は現在記念公園になっていて、今もこの塔を見ることができます。塔内部もまた展示室になっていて、斬新なアートを楽しむことができたそうです。空を突き破るように建つこの塔、当時正にうなぎ上りだった日本を示しているようです。

目玉のパヴィリオン、日本館では、リニアモーターカーの模型が走っていました。日本館は、アメリカ館、ソ連（ソ連ですよ！）館と並び、大人気だったそう。リニアモーターカーは当時から構想があったのですね。
その他、日本の名だたる企業が設置したパヴィリオンが目白押しでした。どのパヴィリオンも入館するのに3、4時間待ちはざらだったとのこと。東京ディズニーリゾート以上の大盛況ぶりですね。当然レストランも長蛇の列ができ、お腹ペコペコで待っていられないヒトも続出した模様。開催者側には、嬉しい悲鳴だったことでしょう。

この万博で注目された“展示品”のひとつが、「アポロ11号が月から持ち帰った（！）石」。ただの石といってしまえばそれまでなのですが。なにせアポロ11号の月着陸は、世界中で大きな話題になりましたから。その宇宙船が持ち帰ってきた石となれば、皆が見たくなるのも当然でしょう。
また、この万博で、日本に初めて“さるお店”が紹介されたのです。皆さんも、一度くらいは入って、またはテイクアウトで食べたことがあると思います。それは・・・ケンタッキーフライドチキン！日本初出店は、なんと万博会場だったのです。創始者のカーネル・サンダース氏も万博会場を訪れました。ケンタッキーは、これまた大人気だったようで。日本で揚げた鶏肉が日常的に食べられるようになったのは、これがキッカケだったのでしょうね。