占い師紹介「愛深イリナ先生」！死刑囚の日常生活

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今回は「愛深イリナ先生」です

それではどうぞ

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皆さん、こんにちは。占いの館ウｲル池袋店の鑑定師、愛深イリナです。
今回は、やや重い話ですが。つい先日、麻原彰晃はじめ、元オウム真理教の死刑囚らに刑が執行されました。一気に7人の処刑を行ったとして、世界から批判も出ていますが。それはさておき、死刑囚の日常生活とは、一体いかなるものなのでしょうか？私たちがなかなかうかがい知ることのないこの話題について、ちょっと触れていくことにします。
まず、他の懲役刑を受けている受刑者と死刑囚とには大きな違いがあります。それは、刑務作業が課せられないということ。死ぬこと自体が刑なので、作業をすると二重刑罰になってしまうからです。それゆえでしょうか、死刑囚の生活は、自由時間が多くなっています。死刑囚の生活は、苦しいほどに規則正しいものです。この生活自体、一般のヒトには"刑”ではないかと思うほどです。朝は7時に起床、夜9時には就寝です。死刑囚が暮らす独房があるのは、拘置所。独房は約7.5㎡で、流し台、寝具、便器、机、房内所持品が置かれていて、自由に動ける空間は狭いですね。更に、規則により独房内を好きなように動くことは許されていないのです。しかも、冷暖房はまず完備されていません！なので、冬はしもけが、夏はあせもが悩みだそう。
「自殺防止」の理由により、死刑囚は始終厳しい管理下に置かれています。なので、就寝中も、独房の明かりはついたまま。もちろん、24時間テレビカメラで監視されているのです。
ちょっと気になる食事ですが。3食提供されますが、なんと生野菜は出ません。ですから、どうしてもビタミン不足になりがちなのです。というのも、食事代は国からの支給なので、できるだけ経費を抑えているということなのでしょうか。にしても、ビタミン不足から深刻な疾患にかかることも考えられます。かかっても、病院にきちんと看てもらうこともままなりません。行動が規制されているので、運動不足も深刻でしょう。ほとんどの死刑囚は、一日読書をしてすごすか、願い出て軽作業をするくらいだそう。
お風呂に入れるのは週に3日。運動も限られた狭い空間で行います。こうなると、精神的にまいってしまう死刑囚が出てくるのも、仕方のないことです。
とにかく時間だけはありますから、今まで全くやったことのないことに興味を持ち、実際に始めてしまう死刑囚も少なくありません。例えば、俳句作りを学んだり、自己啓発に勤しんだり。死を常に意識している日々を送っていると、今までの自分とは違う自分になることに目覚めてくるのでしょうか？
目覚めるといえば、置かれている立場上、宗教的価値観に目覚める死刑囚も珍しくないようです。牧師さんを呼んで、教えを請うたりすることもあるそう。また、自身の気持ちを無にするため、被害者に償いの気持ちを表すため、写経をしている死刑囚もいるそうです。そういう気持ちになるのは、確かに理解はできますね・・・
死刑制度という言葉はあまりにも重くて、私自身の考えを表すのも上手くできないのですが。死刑を宣告されてから、”その日”までいかに過ごすか。現実には想像を絶するものなのでしょうね。死刑制度に反対か賛成かと問われれば、私自身はどちらともいえません。ただ、こういう生活を送っいる人も、この日本にはいるのだなあと思うばかりです。ああ、やはり難しいですよね、刑法の問題って・・・
”その時”をひたすら待つ生活。拘置所にとっては、死刑囚はその時まできちんと生きてもらわねばならない”お客さん”であるとの記述もみかけましたが。法律にのっとって、あの世へ行ってもらう？死刑に対する議論は、今後も尽きることはないでしょうね。世界にとって、永遠の課題のひとつかもしれません。
以上、今回もここまでお付き合いいただきありがとうございます。占いの館ウｲル池袋店の鑑定師、愛深イリナでした。