怖い胃腸炎症状 | willどうぶつ病院のあれこれ

willどうぶつ病院のあれこれ

猫×3(9歳♂、4歳♂、年齢不詳♂)と人々(年齢お任せ♀)で診療している18年目のWillどうぶつ病院です。

今年はちょっと異常な年かもしれません・・・

(検査機器が壊れるのもそうですが・・・)

当院だけなのでしょうか・・・

はやり病のように胃腸炎のわんちゃんたちが多く来院されます

しかも、単純な胃腸炎ではありません

調べてみると「膵炎」が多い

症状は、おさまりの悪い、回数の多い、出血を伴うなどの嘔吐や下痢、食欲不振、元気消失など

一般血液検査でも典型的な疑わしい異常値が出る子もいましたが、

ほぼ正常値におさまっている子もいました。

また、膵炎は基礎疾患に併発することもありますが、

急性に発症しているパターンが多い傾向にあります

外注検査になりますが、犬と猫ともに膵特異的リパーゼが測定できるようになり、

かなり、精度もよいです

近々、院内でも同じ検査ではありませんが、犬の膵炎と関連性のあるv-LIP-P が

血液検査で測定できるようになる予定です
(猫さんはまだ測定できません・・・)

膵炎はあなどれません。自己消化により消化管に穴があき、腹膜炎になったり、

DIC(播種性血管内凝固症候群:血管の中で血液凝固異常が起こり、細かい血栓がたくさんできてしまい、

血小板を使い果たしてしまって、異常出血が起きやすくなる)という怖い病態に陥ることもあります。

わんちゃん、ねこさんの初期症状に気をつけましょう