歯の健康について(4) | willどうぶつ病院のあれこれ

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猫×3(9歳♂、4歳♂、年齢不詳♂)と人々(年齢お任せ♀)で診療している18年目のWillどうぶつ病院です。


顎が小さく、歯と歯の隙間があまりない小型犬は歯垢、
歯石がつきやすい傾向があります。
そのために、歯周疾患は大型犬に比べると多いです。

ねこさんも歯垢、歯石はというと付きやすいです。

人と異なるのは、いわゆる虫歯がありません。
ただ、歯茎の中の歯根が炎症で解けることがありますが、
見えている部分の歯が解けるということはほとんどありません。
但し、磨り減るということはあります。

歯垢の状態であれば磨けばとれますが、
石になると、石灰化しているので磨いても取れません。
超音波などを使って破砕する必要があります。
(超音波で歯石を取るときには、麻酔下での処置になります。)
また、色素沈着は磨いても、超音波でも残念ながらとれません・・・。

口の中のコンディションには個体差があります。

歯垢→歯石→溜まる一方・・・。
歯周ポケットも痛みますし、歯肉炎、歯肉後退、
または歯肉増生、歯根の溶解、なんと顎の骨まで溶解して、
病的骨折なんていうことも!

なので、自宅でのCHECK、歯磨きや、デンタル系チュウ、食事など
デンタルケアーも大事なんですね。
オーナーさん、注意してくださ~い。