自慢じゃないけど、私は漢字がかけない。

昔から得意じゃなかったけど、
パソコンで文章を書くことが日常になって20年以上、
読むことはできても、小学生レベルの漢字も
「あれ?なんだっけ???」と思うことがしばしばなのであります。

だから、公の場所で、書類を記入するときなんて、
そらもう、恥ずかしい思いをしたことなんて、数知れず・・・。

去年も、職業や役職など、いろいろ書き込む書類があり、
役職の欄に「管理薬剤師」と書こうとして、
はたとペンがとまる。 

なんと、管理のカンの漢字を忘れてしまったのだ。 
いや、官は覚えているんだけど、
くさかんむりだったか、たけかんむりだったか、
考えれば考えるほど、どっちだかわからなくなる。

しばし、フリーズした後、
すんでのところでたけかんむりだと気づき、九死に一生を得たのだった。 

そして、わりと最近のこと、 
おばあさんが、肋骨を痛めたっていうことで、
おじいさんが、かいがいしくつきそってきた。
おばあさんの身体を気遣って、新患に書いていただくアンケートも、
おじいさんが代わりに記入する仲の良さだ。 

お二人が帰ったあと、薬歴(患者の医療記録簿)を書いていたわけですが、
なんだかどうにも自分の書いている文章に違和感を感じる。
なにか変だ。   なんだろう? 

読み返してみる。 


 ベランダで洗濯物を干す際、落ちてきた物干芋が肋骨にあたり・・・ 











って   じゃん! 


イモを落としてどうすんだよ。
なんでたけかんむりだとサオで、
くさかんむりだとイモなんだよっ と心の中で叫んでみる。

ちなみに、こうした記録は、ホワイトなどで修正してはいけない。
修正する場合は、何をどう変更したかわかるように、
二重線などで消す決まりである。

この書類は、他の同僚も当然目を通す。

穴があったら、いやなくても、掘ってでも入りたいと思うわけだけど、
そのうち、間違えたことにも、気が付かなくなる日が来るのだろうか。

さよなら、たけかんむり。私は、くさかんむりと生きていくわ。


おまけ

今日、お弁当といっしょに持っていこうかと思っていて
すっかり忘れてしまったトマトのマリネ。

なんでも、忘れますよ。ふふふ。







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