子育てが始まって５年目に入った。
我が子・我自身・世間 この３つを並べて考えた事、
それは、
１：動物としての人間
２：人 としての人間
３：社会の構成員としての人間
人や子育て、社会状況等を考え、語る時にはこの３点をきちんと意識しなければいけないということ。
NPO団体の活性化により人権、権利、自由といった事がマスコミで取り上げられているが肝心の義務という文字は見当たらない。「主体と客体」古今東西論破され続けている題材であるが日本のマスコミでは見かけることがない。もともと日本は思想哲学を嫌う傾向にあるようで、私も「かぶれ」と小ばかにされてきた。若気の至り、理屈で飯は食えん云々。なぜ昭和初期の世代は思想哲学を嫌ったのだろうか？先日テレビで「若者の路上生活者が増えている」という特集を組んでいた。若者が路上生活者になる原因は様々なようだけど、援護しているNPO団体や弁護士の話を聞いている底辺にあるのは「甘え」ではないのか。曰く「自分がやりたい仕事につけない、やりたい仕事で生計を立てられない」だとさ。専門学校を出れば、数年社会経験を積めばプロフェッショナルですか？店舗を借りて商品を仕入れて並べて売れば商売ですか？会社が倒産したから会社の責任ですか？自分が良いと思うモノ、好きなモノを並べているのに買ってくれないのは不景気だからですか？
ジャニーズの一グループが歌っていた「世界に一つだけの花」確かに誰しも世界に一つだけです。
が、公園の芝生や山、道路脇を歩いている時に草花を踏んづけて歩いたことはないのかい？花は花でも排気ガスに汚染されて花開くことなく枯れていく草花もあればブーケにされてきれい！と称賛される花もある。先述した３点の中で自分が「特別なオンリーワン」であるのは 「２」 だけである。
諸国の事は詳しくは知らないが日本人は「ユートピア」が好きなようで、税金、物価は安く、医療福祉は手厚く、って笑ってしまいます。「高速道路無料・高校授業料無償・高額なこども手当て」こんなエサに釣られた人の多いこと！自分は「世界に一つだけの花、特別なオンリーワン」みたいな感覚を持っている人たちが多いから「おままごと政党」に騙されたのでしょうか？
我が子に教えなければならないもの、それは
「人一人の存在は社会の中ではケシ粒以下である。悔しかったらスキルアップしろ」
である。