Ubuntu をESXiで使いたい VMwareTool のインストール
最近使いやすいのでUbuntu(Debian系)を利用させてもらっている。Linux系のディストリビューションにも色々ありますが~私はUbuntuお勧めです。
今回はデスクトップとして利用するのではなく~インターネットサーバーとして使いたいのでサーバー版をセットアップします。
Download an Ubuntu CD
http://www.ubuntu.com/getubuntu/download
ここで ServerEdition を選択してダウンロード先を選びます。日本のサイトはプルダウンすると Japan ●● と言う感じで選択できますが~まぁお好みで♪あとは下部にある 32bit version/64bit version を選ぶだけ。今回は64ビットを選択しました。
ダウンロードしたisoファイルをESXiに転送してセットアップを開始します。x64Server版のセットアップサイズは構成にもよりますが・・・余裕を見てシステム向けに2GB+運用エリア○GBでしょうか。とりあえずディスクに余裕があるならデフォルトの8GBで問題ないかと思います。
諸々セットアップが終わったらESXiから管理できるように VMwareTool のインストールを行います。実はServer版をインストールするだけでは VMwareTool はインストールできません。コンパイルが必要になるので、、、諸々足りないものを追加します。とは言え~Serverからインターネットに接続できるように設定が完了していれば簡単です。
まずは ping yahoo.co.jp でちゃんと応答があるか確認し、満足したら Ctrl+C で終了します。これからUbimtuで管理者として操作するにはかならず sudo コマンドを使うのを忘れないようにして下さい。コマンドを発行してエラーになったときは再確認を♪
問題がなければ~以下のコマンドを順に実行してゆきます。
・パッケージデータベースのアップデート
sudo apt-get update
・新しいパッケージがあったら更新
sudo apt-get upgrade
・コンパイルに必要なツールとソースのインストール
sudo apt-get install build-essential
sudo apt-get install linux-headers-`uname -r`
ここまで成功したら~もう少しです。ESXiのVIClientからVMwareToolのインストールを選ぶと仮想CDROMがマウント可能な状態になりますのでubuntuから利用できるようにてファイルをコピーします。
mount /cdrom
cp /cdrom/VMwareTools-3.5.0-123629.tar.gz /tmp
cd /tmp
tar zvxf VMwareTools-3.5.0-123629.tar.gz
cd /vmware-tools-distrib
sudo ./vmware-install.pl (./です)
あとは色々聞いてきますが基本 Enter で進めばOKです。無事にインストールできればESXiのコンソールからゲストOSを選択して Summary を開いた場所に VMwareTool OK との表記と IP Address xxx.xxx.xxx.xxx が表示されます。
これでOK♪VMからシステムのシャットダウン等が可能になりました。