うーん・・何というか・・
神雷部隊を舞台にした映画って解釈でいいでしょうか。
でも戦没者に対するあからさまな、冒涜的な面は少なかったと思います。いわゆる狂気の沙汰で実行者の全員が軍国主義の権化のような描かれ方はありません。
なんかね、最初は凄い期待したんだけど、次第に戦没者に対する冒涜的な映画じゃなきゃいいな、ってハードルが下がっちゃった。そういう意味では何とかこらえられました。
鹿屋を発進して途中で迎撃され、クルーが次々に機上戦死する。その凄惨な機内の様子を描く。前半は血迷った機長にクルーが不審を抱く、というよくあるアンチ日本軍的な展開も見られる。
戦死する者にも家族があり、愛する者、守るものがあったというストーリー。
まぁ、それだけなら神雷部隊でなくとも描ける感じですが。
この垂直尾翼は何ぞや。
機内の様子が分からず、プラモデルメーカーにも問い合わせたが分からなかった、とパンフに書いてある。もしかして田宮に聞いちゃったのかなぁ。そこは長谷川だけどなぁ。
確かに機内は難しいと思うんだけど、外観くらいなぁ。
写真のように、劇中の一式陸攻の垂直尾翼は11型のそれである。
撮影には1/48の模型を使用と書いてあるからタミヤの11型から改造したのではないか。これはないよなぁ・・
加藤さんの桜花本とか見れば一発で分かるじゃん。
本物は日の丸が無いんですよ
「音速雷撃隊」でも描かれてるけど、あれはたぶん承知で描いてる。本作品はたぶん知らないで描いたと思う。たぶんね。
切り離された桜花の中で敬礼を続ける搭乗員。
切り離し直後は固縛を解いたりバンドをしたり大忙しではなかったか。
設定では6月22日の3番機となっているが、人物などは架空である。
第一小隊か第二小隊か不明。
出撃して2番機が食われ、1番機に追随する展開なのだが、確か3月21日の出撃以降は編隊を組まずに単機での攻撃に切り替えたのではなかったか。
度重なる迎撃で被弾する一式。あれだけ被弾して火を噴かないのかなぁ、という素朴な疑問。
パンフには元防大教授の解説があって、さすがにそこでは間違ってないが、他の説明文に一式陸攻を大型爆撃機としているのが何とも違和感。中型攻撃機が正しい。wiki でも簡単に出てくる。
「音速雷撃隊」でも史実と違う点は多い。だが綿密に調べ上げた上での作品ゆえに、承知で、あるいは演出でさえある。
本作「サクラ花」はバタバタと撮ったのが拭えない。チョッと残念。
敵戦闘機の追撃から逃れるために積乱雲に突っ込む
↓
ナウシカかよ
重量物を捨てろと機長の命令
↓
音速雷撃隊だったのに途中からスタンレーの魔女になった
結論
やっぱ 「音速雷撃隊」 は超えられない。あれが最高。
気持ちの入り方が違うと思いますよ。
生協はサヨクと聞いてハードルを下げましたが、、
宇佐市の教育委員会のように戦争に対してフラットな見方をする人が出てきているように思う。昔なら特攻と言えば軍国主義の権化のように扱われてましたからね・・
歴史を真摯に見ようとする姿勢は大切だと思う次第です。



