少し前に原田さんのニュースがネットに流れました。
元ゼロ戦パイロット・原田要さん
「戦争の罪悪で世界一、非人道的な人間に」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150615-00000002-wordleafv-soci
時節柄なのだろうか、戦争反対を訴える記事が目に付く。
そうした中でセンセーショナルな見出しのこの記事だ。
自虐的とも言える表現で飛び出してきたこの記事は
特殊潜航艇を回天と書いてしまう初歩的なミスもあり、保守系の人は首をひねった。
「何なんだ?」
今朝、神立さんの「戦士の肖像」を読んだら原田さんの事が詳細に書いてあった。
チャンと「特殊潜航艇」と書いてあった。書くべき人が書けば正しく書いてある。
やはり上記の「回天」記事はライターの責任であろう。
原田さんが言いたいのは、戦争体験者として反戦への強い思いだろう。
別に集団的自衛権とか国会が、とか言っていない。
「あんな事はもうヤメロ」と言っているのだ。
あんな事とは人の殺し合いたる戦争の事である。
ここで勘違いしちゃいけない。
原田さんのご自宅には零戦の模型もあるし、
ご自身が飛行兵だった頃の写真も飾られている。
曾孫さんを連れて靖国神社の戦友会へも足を運んでおらる。
そこらで「戦争反対」の大安売りをしている輩とは全く別次元だと考えます。
考えてもごらんなさい。
緒戦時における空母乗り組みの零戦搭乗員ですよ。
それがどんなか、少し知識のある方ならお判りでしょう。
ミッドウィで艦隊護衛任務(上空哨戒)についた原田さん。
母艦が被弾して飛龍に着艦、予備機を得て発艦した直後に飛龍も被弾・・
燃料が尽きて着水
救助された駆逐艦には重傷者満載。
「手の無いの、足のないの、顔が何だかわからないの」という地獄絵。
そこへ軍医官がやってきて治療すると言う。
「俺は平気だからアッチ先に診てやってくれ」と言えば
「少し治せばすぐに飛び立てるような君のような人から治す」
「これが戦争というもの」
復員した原田さんを待ち受けていたのは公職追放。
家族8人を抱えて相当ご苦労されたようです。
冒頭の記事を読んで原田さんを責める気持ちを抱いた保守系の皆様に申し上げます。
原田さんがあのように思い込まれるようなったのは
戦後の日本が原因かもしれませんよ。
つまり我々に責任があるかもです。
感謝するどころか職を追い、世間から追ったのです。
分かりますか?
あんな安っぽい記事で原田さんを責めたりしちゃダメですよ
私達こそ原田さんを本当に理解し得る層の筈です。
安っぽい左巻きの人が心底この方を理解し得るでしょうか?
確かに、冒頭記事のタイトルに僕も違和感ありました。
では、原田さんの著書をご紹介します。僕も読んでませんが。
わが誇りの零(ZERO)戦
―祖国の為に命を懸けた男たちの物語
冒頭記事で戸惑いをお感じになった方、こちらのタイトルどうですか。
アマゾンで手に入るようです。
レビューを見ると・・あ、もうコピペしちゃいます
「戦争は二度と起こしてはいけないが、尖閣諸島の問題などで
自国の領土が脅かされる現実を直視したとき、いざという時に
立ち向かえるだけの気概と力、そして誇りを持っていなければ
いけない」
(アマゾンのレビューより)
・・・やっぱりな。
