「音速雷撃隊」に出てくる一式陸攻の機長、山岡中尉。
今まで気に留めてこなかったけど今日それに気が付いた。
山岡の名前は山岡荘八から取ったな、これは。
むむむ。
40年来の大発見。
にぶいなぁ、俺。
松本センセ、どっかで「僕は名前を付けるのが苦手で」と言っていた。
だから近くにある名前をつける傾向がある。
山岡荘八は鹿屋で神雷部隊の取材をしていた。
そこだったか。
原作では主人公が野中少尉。OVAでは野上に変更。さすがに気を使ったか。
でもあのOVAは良く出来ているな。本当に感心する。
あえて言えば空中で零戦がF6Fに体当たりするのだけはいただけない。
それ以外は本当にいい。
一式陸攻だって、チャンと24型丁を描いている。かなり詳細。
出だしの胴体後方横に突き出た空中線などはその最たるもの。
綿密な下調べがうかがえる。だって原作は昭和49年ですよ。
ハセガワの1/72プラモなんか、11型に桜花を付けて売ってた時代です。
垂直尾翼やら胴体上部の旋回機銃とか、全然別物だし。
史実との違いは多い。
原作者は確信犯なのだ。承知で描いてる。
編隊を組んで出撃するのは初回だけで、以後は各個バラバラに攻撃する。
それに空母に命中した史実も無ければ、そもそも8月の出撃は無く、6月22日の
菊水作戦終了が最後になっている。
他にもまだまだありますよ。
OVAも実際と異なる点もあるが、原作より細かい描写もある。
やはり詳細に調べた上で作り上げているのが分かる。
パーンと火薬を使って桜花を切り離し、落下していく桜花。
あの様は桜花本のすべてに符合する。あの火薬音に何人気が付くのだろう。
でも桜花に日の丸は無いんですよね。
つまり全部知ってて描いてるわけだ。
韻を踏んでるところ、まだあるのかな・・
奥深いよ、まったく。