白河小峰城 |  ANT☆LES

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元々は自転車ブログだったんすけど最近は日常のよもやま話です

東北において城と言えば、まず弘前だろう。東北唯一の現存天守閣だし、

これはだれも異論はなかろう。あとはどこかな。仙台の青葉城、会津の

若松城か。秋田にも山形にも盛岡にも天守閣の有無は別として城は

あったのだから敢えて差別はしたくないんだが・・

まぁ、何が言いたかったって言うと、この白河小峰城って自分の中では

あまり存在が大きくなかったんです、ごめんなさい。





場所は駅おりてすぐ。

というかホームから丸見え。おーっ、スゲエ!

思わず声を挙げちゃいましたよ。


さあ、では見てみましょうか。




『月刊石材5月号 巻頭特集 城郭石垣修復の最前線』 が手元にありますので

これを見ながら、まるで自分が調べてきたかのようにご説明いたしましょう。



先の東日本大震災では県内最大の震度6強を観測した白河市、白河小峰城では城内10ヶ所で石垣が崩落。三重櫓を含めて本丸内

立ち入り禁止となっている。修復作業は今年1月から本格スタートした

ばかりの状況です。



へぇ、と思ったのは江戸期には石垣の修復記録が見当たらない事と

江戸期から続く石垣の多くは無事だったこと。そしてそれを踏まえた上で

修復にあたっては江戸時代の伝統的な空積み工法を忠実に再現して

積み直すとのことなのだ。素晴らしいではないか。





石積みは経験のある石屋さんが担当。山梨から来ている五味社長は

「 石の加工や積み方がバラエティーに富んでおり、江戸時代の石工が

どんな考えで石を積んでいたのか、それを想像しながら仕事をするのが

楽しいんです」 

キョエーーーッ! 現代の石工職人が石を介して江戸時代の石工と

語り合ってるわけですよ、これはすごい! ゾクゾクする話じゃありませんか!




崩れた石を集め、崩れる前の写真や史料を元にカルテを作って

修復作業をしているとの事です。



割れて使用不能となった石は地元の白河石を新補材として使用。

できるだけ機械加工の痕跡が残らないようにしているとの事。


修復が待たれる所でしょうが、ここはひとつ「しっかり直す」ってことで

期待したいです。



うーん、やるなぁ、月刊石材・・ 渾身のレポートじゃないか・・

さすがは業界専門誌。

というか、良い意味で業界誌を越えた紙面だと思う、もったいないぞ!