ゾウの背中に乗って


成人式が終わった。
今年の新成人はお利口パックなのだろうか、成人式恒例の暴動ニュースが耳に入ってこない。
嘘っぽー。 などと思いながらこたつに寝転がる。

少々暴れろよ!  と、言ってみる。

くだらねー市長の歌や、田舎議員の祝辞をだらだら聴いてんじゃねーよ。

「佑チャ-ン、よく眠れましたかー?」
「寮のご飯美味しかったですかー?」

朝からどんな質問だよバカヤロー。
斎藤佑樹、さぞやうっとーしーだろーなあ。
きっと心の中では、

「寝るわけねえじゃん、みんなで酒盛りに決まってるつーの」
「バカか、肉だよ肉!22歳は焼き肉しか反応しねーし」

さらに彼の心の声に耳を傾けると、はっきりと聞こえた。

「鎌ケ谷って日本か? キャバクラどころかスナックもねえしマジ最悪」
「オラッ! 気安く触ってんじゃねえよ刺すぞコラッ」
「ドラフトウゼー、最低でも名古屋だろ。俺の20代終わったって」


最近では、すっかり戸梶圭太化してしまった ぼくなので あった。