LEATHER WORK STUDIO
 WILDMOON



バッグ持ち手カバー
(レザーアイテム彫金の時間)


空いた時間に作る楽しみながらの革小物
手縫い革の楽しさを味わっての作品です。


この前作った

バッグの持ち手カバーは

シングルタイプでしたが

今回は改良と言う事で

持ち手ひとつに対してカバーをひとつ


より快適にバッグを使う為の対策です。


まずはカナダCanadaのコインを

今回はほんのり軽くドーム型にします。


鉄製のドーム型コンチョを作る台に

コインをセットして

MOON 18の鉄の棒を使って

叩き処理します。




こんなふうにコイン中心に叩き棒をあてて

ハンマーで叩き

コインを軽くドーム型にします。






ほんのりドーム型にしたコインに

トッドボタンの金具を銀ロウを使って

ロウ付けします。


細かくカットした銀ロウです。





バーナー処理をして

銀ロウが溶けて

フラックスと言う薬品通りに

溶けた銀ロウが広がったら

出来上がり。





まだボタンが熱い内に
酸性の強いピックル液に入れます。
不純物を取り除く処理です。





酸性のピックル液から取り出し

良く水洗いした後に

リューターを使って

研磨して出来上がりです。






本体の革は

長さ部分が異なるペアを二つ作ります。

裏表共に吟面にする為四枚になります。

即ち、

ひとつのハンドルに二枚の革を使います。





張り合わせた革を手縫い処理して

出来上がりです。





ほんのりドーム型にしたのは

持ち手を握った時の違和感を

軽減する為です。

平らなコインっぽく見える程度に

ドーム型にして有ります。





持ち手裏側も革の表が来る様に

張り合わせて有ります。

両吟面です。


内側のボタンパーツは

革を張り合わせる時に

内側に入れて有るので

金具で持ち手が傷付かない作りです。




植物タンニン鞣しの柔らかい

牛革なので

経年変化で飴色になる革です。


ちょっとしたハンドメイドレザーの

手縫いを楽しみながらの作品でした。


持ち手ひとつに対してカバーひとつなので

素早くバッグ持ち手を広げて

バッグの中身を

出し入れ出来る様になりました。

グラサン


ご覧頂き有難う御座います。

 WILDMOON


春の煌めき

懐かしのCM

知ってる人は仲間です

(笑)グラサン


春の資生堂ピーチパイ

マリアン

可愛かったなぁ〜グラサン