ココナラデビューの話。
ココナラxジョニーライトニングxホットウィール。
デビューと言っても私に何か才能があるわけではないのであくまで私がお願いする側として。
もともと未発売で、モデル化を待ち望んでいたミニカーがありました。
・特警ウインスペクターのカマロ(白)
・特急ソルブレインのセラ(青)
・ナイトライダー スーパー追跡モード(1/43)
そんな中、事件が起こりますw
オクで何とドラマ・刑事貴族風にカスタムされたマスタングの1/64が出品されました。そして私の前を通り過ぎて行きました。
シンプルにも関わらず、なかなかモデル化に恵まれない個人的に痺れる劇中車。それがこの舘ひろしさんが演じる牧刑事の愛車・マスタングなのです。
舘ひろしさんも刑事貴族は好きな作品とカー雑誌で語られてましたが、ハードボイルドな刑事作品です。テンポ良く進むストーリーとアクション。そしてステレオ放送のフィルム刑事ドラマ。
何の目新しさもない舘ひろしさんの刑事ドラマの初回SPが高視聴率だったと言われましたが、目新しいですよw こんなハードボイルドな作品、ないですよ。素敵な嘘をつくってのがフィクションの醍醐味です。
で、このマスタングは1973年式。フロントグリルのフォグランプが縦型になった型でエアインテークもオプションされてるモデル。しかし舘さんのオーダーにより、運転席サイドだけが思い切りどこかにぶつけたような大きな擦り傷が付けらてれました。初回では既にキズありですので特に経緯は描かれませんが、まあ犯人車とやり合ったんでしょうね…そんな妄想をさせてくれます。
覆面車ということでなのか、あくまで海外映画の影響なのか、本個体はマッドブラックに全塗装されてます。シーンではツヤがあるように見えますが、ブラック一色です。刑事ハンターのシボレーノヴァのような?
プラモデルで再現されている方、ミニカーで再現されている方はいらっしゃいますが、それら思い入れたっぷりのモデルを手放すことは皆無😢
で、あるならば自分でカスタムするしかない、と一念発起!
そうと決まればベースミニカーの調達。
ホットウィール、greenlight、と探しますがベースに出来そうなモデル、1973年式がなかなかない…。
ダメ元でジョニーライトニングも探す。
007モデルを見つけましたが、こちらもフォグランプは横…あれ?劇中シーンの片輪走行のスチールらしきものではフォグランプは横ですが、何とミニカーの方は縦www
まさかのモデル化を間違えたのか何なのか分かりませんが1973年式ではありませんか⁉︎ちなまにオプションのエアインテークはありません!
バニシングin60のエレノアもエアインテークはないですが、007も無しと。
でも1973年式の1/64なんて存在が奇跡なのでこちらに決定!
ではミニカー塗装はどうやるのか。油性マジックで痛車軽自動車を全塗装した人がいたので、ミニカーもいけるのではないかと塗ったところ…マッキーはマッキーでした😂パトランプを拝借した個体で試し塗り…。
そもそもカシメを外しパーツごとに分解。さらにボディは塗装剥離をし、ヤスリをかけ、プラサフで下地を整えて塗装する…どこを調べてもそう教えてくれました😢私の考えは無謀だったというわけです。そもそもそれらを全て揃えても不器用なのだから成功する保証もない…。
それには一台のカスタムなのにそれなりの費用と技術が必要なことに気づきました。100歩譲って技術があったにせよ、頻繁にカスタムをするわけでもないのに工具一式揃えるかー、と。カシメ外しには電気ドリルが、開けたボディーとシャーシのねじ止め用の穴をボディーに開けるピンバイス、そしてスプレーはどこで噴くのか…など。
で、ひらめいたわけです。得意な方にお願いすればいいのでは💡とw 早速ミニカーショップなどを調べますがあまりなさそう。諦めずに検索をすすめていると、検索結果でついに劇的遭遇!
♪得意を売るならココナラ♪
素晴らしい方とのご縁があり、お願いすることができました‼︎
そうホイールです…
このジョニーライトニングはマスタングには似合ってますが、私のイメージの刑事貴族風とは全然違います。本物はエンケイバハホイールなのです。しかも後輪は深リム…そんなパーツあるの⁉︎
ってわけでミニカーのホイール探しです…。
※左・前輪 右・後輪
ホットウィールだとこの辺りはだいぶイメージには近い。ちゃんと後輪が深リムのダッジ。でもね、円径が小さいんですね…1/64のジョニーライトニングは前後輪でサイズが違うというまさかのリアルさで…。
ホットウィールを一度離れgreenlightへ。
ありました!83年式ヴァンデューラ。特攻野郎Aチームのあのモデル!あー、でも前後輪が同じサイズ…。ホイールとしては申し分ない、とてもいい感じなんですけどね。
そして、ネットサーフィンすることかれこれ1時間?w…いました!これ‼︎
約10年前に発売のホットウィールのダッジバン。
前後輪の大きさも違う…形状もエンケイバハホイール風。そしてダッジバンなので後輪の円径は大きく深リム。これはジョニーライトニングにぴったりではないか!これをマッドシルバーに塗装すればイケる‼︎
そしてこのイメージを具現化するところからココナラにてご依頼。本当に細かで丁寧な確認と作業をしていただける方にお願いすることができたので良かったです😊私の希望を細部まで汲み取って頂けました。
①ボディ分解。
②塗装剥離、ヤスリがけ。
そのおかげでこんなにキレイに。
③プラサフ塗装。
④艶なし黒塗装。エンジンルーム向け。
⑤ホイール交換。仮組み
⑥ホイール塗装 マットシルバーへ。
⑦ボディー塗装
※今回はツヤありにしました。エンジンはツヤなし。
⑧仮組み
すでに牧車がそこに😊
すごい存在感!
後輪深リムを再現した唯一のミニカーになりそうです😆このままでもホットウィールならリアルライダーでありそうな感じですね!
きっと実車もこんな感じでオールペイントしたんだろうな、と、しみじみ。
⑨フロント・リアなどボディーの筆入れ
この角度、牧が降りてくる⁉︎最終回の武装組織リーダーとの銃撃戦前を彷彿とさせます!
⑩運転席側のキズ入れ
これぞ牧印です!
これをブラックに塗装したバンパー付きシャーシにはめ込みます。
室内パトランプ設置。
ナンバープレートも装着!フロントとリアのガラス縁とフロントライト枠のシルバー部分を実車同様にあえて汚く塗りました。
完成品はこちら!
こちらはプロトタイプとして、私自身も素材を手探りしながら、まずは製作いただきました!
ミニカー代含め総額約9500円でした😊
このモデルを手にして再度視聴しました。わずか16話で終了してしまった刑事貴族・牧編。やはりその短さが悔やまれますね…代表取締役刑事は半年で良かったのでこちらを1年はやって欲しかったなー、と😢
せめて牧編のDVD化と未音盤化のままのサウンドトラックのミュージックファイル発売を願わずにいられません!
カスタムミニカーシリーズ。
より現車に近い素材で1/43、1/64の牧車・マスタングを製作いただけるように再びココナラにご依頼したいな、と😊