1997年。刑事ドラマ史を根底から覆すドラマが始まりました。踊る大捜査線ー。

かつて西部警察が放送終了から5年が経過した1989年以降、それまでループで夕方に放映されていた再放送がパタっとされなくなったように、このドラマもいまやテレビで再放送されることは皆無です。ノーカットは尚更ありません。

放送初回をリアタイで視聴し、第二話からビデオで録画開始。エピローグにつながる最終回前話ではビデオテープ残量が足りず、ラストの室井管理官のセリフの録画に失敗…そしてテレビ放映版のエンディング、予告編もまた録画できずに焦りました…w
この度、フリマサイトやオークションでDVDを激安購入出来たことで、映画2本目までサントラも購入し、映画館に足を運ぶほど熱狂的だった頃から、かれこれ20年ぶりに再視聴しその面白さに引き込まれてしまったので、記事を書いています。

今では主役級の篠原涼子さん、水川あさみさん、仲間由紀恵さん、小池栄子さん、田中哲司さん、松重豊さん、古田新太さんたちがゲスト脇役ですw 凄い…。

今回は往年の刑事ドラマへのオマージュにスポットを当てます。

第3話。冒頭に始まる現場急行カーチェイス。


第1話では課長の承認が必要だったパトカー乗車。今回は課長がいたのでスンナリ乗れたのでしょうかw 

そしてこの大ジャンプ!



オンエアはここまで。

予告編では着地シーンが流れましたが、明らかに破損…汗 バンパーの破壊によりフロントライトやウインカー類が破損し落下してます。


実はこのシーン。本放送の最終回の日。夕方から木佐彩子アナとユースケ サンタマリアさんによるドラマ振り返り特番がありました。その中で当時プロデューサーだった亀山さんがルパン三世とかを意識したと語っていてカリオストロの城のカーチェイス場面が流れました。

しかしこれはどう見てもルパン三世と言うよりもこちらでしょう!
大都会PARTIII・警官ギャング より。

西部警察・ホットマネー攻防戦 より。

脚本の君塚良一さんは太陽にほえろ!のプロット募集を雑誌・ドラマで応募して当選しその世界に足を踏み入れた方です。王道刑事ドラマに敬意を持たれていてもおかしくありません。

そのことを証明するかのように、より遊び心が全面に出ていたスリーアミーゴスメインのDVDジャケットではそのものズバリ、デザインされてますw

ロゴの左側には単灯式330パトカー、マシンX、黒塗りの特車サファリ。右側には230覆面パトカー、マシンRS-1、装甲車レディーバード、爆破でジャンプする230パトカー。モロ西部警察w

そして実際の中身も…。
神田署長・ボス
秋山副署長・ジーパン
袴田課長・大門
まさかの黒岩軍団の坊さんこと小野武彦さんがデカ長、もとい大門になるとは⁈ 私のような往年のファンは歓喜しましたw