定価4400円。
No.1 スーパーZ 
レミントンM31ショットガンミニチュア付。
<正面>
<横面>

No.2 マシンRS-1
S&W M29ヘビーバレルモデルミニチュア付。
※正しくはヘビーバレルではなくPPCカスタムです。
<正面>
<横面>

No.3 ガゼール
コルトローマンミニチュア付。
<正面>
<横面>

No.5 マシンRS-3
ブローニングM1910ミニチュア付。
<正面>
<横面>

今回はアオシマ・スカイネット C.C.コレクション西部警察 石原プロワールド限定販売品です。独自のパッケージは通常品の黒に対し深緑、石原プロのロゴであるipが散りばめられ、正面には木暮と大門の姿があります。PARTI・西から来た刑事のラストのショットです。

<背面>
<底面>

石原プロワールド・西部警察は、かつて北海道小樽市のマイカル小樽にあったミニパークで1999年3月11日に開園しました。
これは石原裕次郎さんの13回忌にあわせて西部警察が全国的に再放送解禁となり、新旧ファンが歓喜することもなり当初は、年間のべ46万人程の客が入場して話題になりました。
※特集雑誌より

マシンRS-1をのぞくファンの方々。この近くで見られるなんて羨ましいですね。

ガゼールも展示されていました。こちらは柵の中で近づけなかったようです。オープンカーですから仕方ないですね。

ダイヤペットシリーズでは最高額のカタナですね。

装甲車に搭載されたあとは桐生刑事登場編の犯人一味がガンマニアから強奪した機関銃として再登板。そもそも大都会PARTIIIの捜査中止命令や囮作戦の犯人一味の武器としても登場していた個体ではないかと思います。チャールズブロンソンの狼よさらば・DEATH WISHシリーズ第3弾、1985年公開の映画・スーパーマグナムでもこんなのを街のギャング団に手持ちで炸裂させてましたね‼︎ シティーハンターの海坊主が如くw

PARTIの狙撃銃・G3スナイパーに使用されたものやスコープ付き3代目ショットガン、イングラムも展示されてます。PARTIの無防備都市、横浜銃撃戦などで刑事たちが使用するライフル・モーゼルもあります。
PARTIの九州ロケのライフルやPARTI最終回・PARTII・広島ロケの敵が持っていたウージーまで展示されてます。

西部警察 ザ・ライドの様子。

さらに出張的に大丸東京店でもグッズ販売を行なって、催事の動員数の記録を打ち立てました。

先行で発売開始された写真集とビデオはすでに通信販売で購入していたため、このイベントではポスター2種と大門圭介のテレホンカードを購入しました。
サングラスはレイバン製ではなかったので購入せず、サントラも1996年の復刻CDを購入していたので見送りました。
その後、知り合いの方からこの石原プロワールドのキーホルダー2種とトランプをもらいました。従兄弟からラーメンももらいました。西部警察ファンだと豪語していたからですねwありがたいです。
特に2000はミレニアム版で販売期間が短かったタイプです。
スーパーZのパターンは購入しました。

この石原プロワールド。翌年になると場所柄、遠方からはあまりにも不便過ぎるという声も挙がる等の理由で入場者は半減してしまい「東京で事業展開していく計画の中、2箇所同時営業はできない」と判断。開園から僅かおよそ2年の2001年2月10日をもって閉園しました。ホリデーオートBG誌が度々西部警察特集をしており、この石原プロワールドも特集していたので、楽しく記事を見ていたのですが行く前に閉園となりました。
その後、2011年6月からは石原裕次郎記念館にスーパーZ、ガゼール、マシンRS-1、RS-2、RS-3のパトカー5台とスズキ・カタナ、カタナRのバイク2台が展示されましたが、こちらも行く前に閉館となり、現在に至ります。

そんなわけで一大西部警察ブームに沸いた1999年。西部警察のマシンたちも往年の版権保有会社ヨネザワ の同志・アオシマよりリリースが再開!プラモデル類の復刻の次に来たのがこのC.C.コレクションです。以前、サファリについて書きましたが今回は石原プロワールド限定バージョンです。

通常品と何が違うかというとパッケージと銃器のミニチュアの付属です。そして台座の文字が金色ではなく銀色です。
石原プロワールド限定モデルのラインナップはスーパーZ、スカイラインRS-1.2.3、ガゼールの5台。ミニチュアは順にレミントンショットガン(大門)、S&W M29 PPCカスタム6.5インチ(山県)、コルトローマン(木暮)、コルトパイソン PPCカスタム4インチ(鳩村)、ブローニング(平尾)です。

すでに発売から20年が経過しており、あまり石原プロワールド限定版と通常版での価格帯は変わらない印象です。まあマシン自体はまったく同じなのとミニチュアも精巧ではなくて、あぁって感じの出来なのでプレミア感が薄いのかもしれません。

通常品のスーパーZのオークション相場。スーパーZ自体の人気で定価と同等以上を維持していますが、通常品のマシンRS-1。定価割れしてます。
1/43はダイキャストムービーコレクション、1/64はトミカリミテッドヴィンテージの方が精巧さで人気のようですね。1/43イグニッションモデルは高価なので簡単には手が出せないですね…。

プラモデルも石原プロワールド限定発売された2色塗装ボディ版がスーパーZとRS-1.2.3のみ発売されました。この丸ステッカーが目印でした。
※資料写真 保有してません。
このプラモデルはそれなりの老舗模型店であれば入荷していましたが、C.C.コレクションの石原プロワールド限定発売品はなかなか玩具店では入手できなかったと思います。