アオシマ1/24の西部警察シリーズは放送開始20周年記念で復刻されました。ロゴは当時のものではなく、石原プロワールドでした。その後、定期的にパッケージを替え復刻は現在まで続いています。

・1999年 放送開始20周年記念復刻版パッケージ
定価1760円〜。

1/24で発売されたモデルが新装パッケージにて玩具店に平積みされた光景は圧巻でしたね。
さらに初回版には渡哲也さんのサインが入っていたり、石原プロワールド限定版はシールが貼られ、ボディが予めツートンカラーになっていました。
ガルウィングトランスポーターを除く全モデル・サファリ&タンクカーまでもラインナップ。

特にガルウィングではないトランスポーターについては現時点ではこの復刻版のみでそれ以降は絶版が続いています。

さらに朗報は当時1/32スケールのみでしか発売のなかったマシンXが1/24スケールで初めてモデル化されました。しかしそのモデルはまさかのマシンXの最終話であるPARTIII・戦士よさらば、バージョンという衝撃でした。ナンバーこそあってますが、ホイールが金色のカンパニョーロではないのです。本来のマシンXバージョンの登場はまだ待たなければなりませんでした。

そしてかつて別メーカーで発売されていた西部警察インスパイアシリーズ・LS 暴走Gメンを彷彿とさせる2種が新発売。劇中風なパトカーで箱絵は漫画。暴走Gメンの人が絵を描いていたのかなw
大阪ロケをイメージしたかのような箱絵。しかし実際は丸目の330で単灯式パトカーでしたね。

こちらの箱絵もまた架空。犯人車が330ハードトップなのは最終期の太陽にほえろ!ですw またRS-2がいますからPART-IIIということで、この時期はパトカーも犯人車もすべてエンケイアルミホイールを履いてますから、このケンメリノーマルホイールはないですねw そもそもケンメリパトカーが登場するのはPART-II以降ですからノーマルホイールでの登場がありません…汗

・限定生産ディスプレイモデル
定価2200円。
この台座付き限定生産シリーズの箱絵には初めて実車スチールが使用され、ロゴの石原プロワールドも石原プロ所属俳優のみに変更されました。寺尾聰さん、峰竜太さんがいなくなりました。写真も一新されてます。
マシンXですがこの限定生産モデルも先の復刻版を踏襲しています。なので写真は通常版ですがキットはいまだにホイールが異なるバージョンです。
スーパーZ(製品名にガルウィングという表記が消えました)、RS-1.2.3、マシンXのみがラインナップ。スチールはスーパーZがPARTIII・吠えろ!桜島。マシンXはPARTI・ギャングになった刑事より。本来映っていたマシンXの向こう側に立つリキの姿が消えてますw

・新規金型発売モデル
定価2640円。
マシンXに続きモデル化されたのがこの2種。スーパーZ初期型(AME182ホイール)とガゼールです。
スーパーZは登場時、5ナンバーでホイールも異なっていました。もともと商品化されていたのは3ナンバーの後期ホイールでしたから、初期型のモデル化は復刻版が好セールスだったことから新商品追加として実現したのだと思います。
さらに木暮課長の愛車のガゼールもモデル化。西部警察第1話から登場していたマシンですが、地味だからか当時はまったくラインナップされてませんでしたからね。
マシンXはついにこのタイミングで実車と同じ金色のカンパニョーロホイールが装着されたバージョン・大門スペシャルがリリース。スペシャルではなく通常版ですね、正しくはw
スーパーZ、RS-1.2.3までがラインナップ。サファリやサファリ&タンクカー、トランスポーターは発売されませんでした。

・パーフェクトモデル
定価3300円。
さらに決定版が登場。パーフェクトモデルということでよりリアルなパーツが同梱された製品が登場。復刻版に時代の進化をプラスしてバリューをアップ。しかしこのシリーズはスーパーZとRS-1のみでした。

・スーパーディテール版
定価4180円。
ディテール版としてこのパッケージで再発売。スーパーZ(ガルウィング表記が復活w)、RS-1.2.3、マシンXがラインナップ。マシンXは復刻版の絵をベースにホイールだけ組み込み変更。

・現在の復刻版
定価2860円。
すべてレストア後の実写写真となってます。スーパーZ、RS-1.2.3、マシンX、サファリがラインナップ。そして最初の復刻以来、久々に発売されたのがサファリ&タンクカー。こちらだけはタンクカーが現存しないため劇中スチールとプラモデル用の絵でデザイン。

定価4620円。
そして430セドリックも新規ラインナップされました。

定価4180円。
※この真ん中の覆面パトカーが箱絵の合成前です。

定価4180円。
※手前の横転中のパトカーが箱絵の後ろで爆発してる個体。後ろから来ているのが箱絵合成前のパトカー。

覆面パトカーはPARTIII・2人だけの戦争のスチール、警視庁パトカーはPARTII・戦慄のカーニバルのスチールをそれぞれプラモデルキットのパーツに合わせて合成加工し、もともとスタンダードグレードの丸目セドリックだったショットを各目セドリックに変更。パトカーは単灯式パトランプをバーパトランプに、三重県警察を警視庁に変更。両車ともホイールを変更して箱絵にしています。モノクロは箱絵のショット直前のスチールです。芸が細かいですね。