先日、小4の長男が唐突にこんなことをつぶやきました。

 

「有名私立小学校とか行ってみたかったなあ」と。

 

有名私立小学校なんて、我が家で話題にしたことなんてほとんどないのに、どこで仕入れてきた話題なのでしょうか?

 

「あのねえ、有名私立小学校なんて一体いくらかかると思ってるの?

単純計算で年間で100万円以上だよ。6年間で700万以上、中学も私立になるから合計で1000万以上だよ。

そういうところはお金持ちのおぼっちゃまやお嬢さまが行くところなんよ。うちはお金持ちじゃないからね。」

 

と身も蓋もないことを言ってしまいました。

 

「そんなかかるん?!」とびっくりしてました。

 

子供ひとり、私立の小中学校通わせようと思ったら最低でも世帯年収2000万円以上ないと厳しいらしいですね。

我が家では到底無理です。

 

そのかわりに「大学費用はちゃんと準備してるから、ハーバードでもMITでも行きたいところに行ったらええよ。めちゃくちゃ勉強せな入られへんけど」と言っておきました。

 

年収もそうですが、長男は小学校受験なんてとてもじゃないけど無理でした。

 

長男は幼稚園の頃、たいへんな問題児で、小学校受験なんてとんでもないレベルだったんです。

 

先生の指示は通らない、すぐ手が出る、ケンカする。先生に怒られると、イスを蹴り倒して教室からバックレる。

不良園児でした。

 

長男の幼稚園は昔からある地元では有名なカトリック幼稚園で、モンテッソーリ教育を行っていました、

小学校受験をめざす意識高い系のママさんが多かったです。

 

そんなおりこうさん幼稚園の、おそらく歴代ベスト5には入る問題児だったのではないかと思います。

 

菓子折もって、保護者のお宅に謝罪に行ったこと数回・・・・

 

でも、褒められることもあったんですよ。

良いところと言えば、運動は抜群で、運動会ではリレーのアンカー、ドッジボール大会でも花形でした。

 

 

長男の同級生たちで、お受験をして有名私立小学校に進学した子たちはけっこういました。

 

 

意外だったのは、代々続く歯科クリニックのお子さんや、お母さんが医師で開業されてるようなお家のお子さんが地元の公立小学校に進学されてたことでした。

お受験しそうな感じなのに。

 

その後、私立小学校へ進んだ子のママさんと話す機会もありましたが、私立は私立で大変みたいですね。

 

リッチなママさんとのお付き合いとか、子供社会にもヒエラルキーがあるとか・・・

 

私には想像できない世界です。