次の作品の顔合わせまで1週間。
リフレッシュ休暇いただきますって言って。
実に8年ぶりのアメリカ、7年ぶりの海外だったもので、パスポートもとらなきゃいけないし、このハードスケジュールの中なかなかの弾丸旅行。
ま、わたしらしいっちゃわたしらしいってことで。
8年ぶりのアメリカ。8年前に使い残した、現金と、トラベラーズチェックを持って。

出発は3/17。機内泊して到着は現地時間で3/17の夜、マンハッタンに着いたのは夜20時過ぎ。
近くのデリでごはんだけ食べる。

宿泊先は、ホリデーイン。

翌日3/18は水曜日だったので、レミゼラブルのマチネ観劇。

なんと6列目。
役者のハケ導線だったので、生声も吐息もバシバシ感じる距離で震えた。
プリンシパルからアンサンブルまで、舞台セットからスタッフワークまで、全く抜け目のない舞台作り全てに感動。
母もかなり楽しんでくれたのでよかったわ。
ちなみに新演出のレミ初観劇でした。
ごはんはマック。

マック助かる~。食事だけは本当に合わない(TT)
3/19は、母の付き添いでブルックリンへ。
地下鉄の駅でキーボードを弾くお兄さんと会ったり。

ブルックリンはマンハッタンとは打って変わったように穏やかな街並み。
パン屋でクロワッサン買って朝ごぱん。

夜はJazzの老舗、BLUE NOTEへ。
メイシオ・パーカーという、ジェームスブラウンのバックバンドリーダーでサックス奏者のライヴへ行きました。

とにかく最っ高でした。
母のほうが数倍興奮してましたが。
この日の夜は寝ずにメイシオのyoutube動画を大音量で見ていてさすがに迷惑でしたが(笑)、まぁ楽しそうでなにより('-^*)/

3/20。朝4時起床。
母をおいて一人、アムトラックの始発に乗って、ワシントンDCへ。

めっちゃ余裕みてホテルを出たのに、ホテルの最寄りに地下鉄が全然来ない!
さすがにやばいと思って地下鉄を出て、タクシー乗ってpen駅へ。
駅行ったら行ったでeチケット引き換えろとか言われて時間ないから泣きそうになりながら窓口並んで、発車の5分前にやっと順番回ってきたら、このチケットは引き換えいりませんとか言われて心の中で大泣きしながらダッシュして駆け込み乗車。
ここまででも十分波乱だったのに、まさかの車両故障で電車を乗り換えろと言われ・・・(TT)
つたない英語力の為、早口すぎるアナウンスじゃ事の全貌が掴めず、、とにかく同じ行き先だと言う人(たぶん)について乗り換え。
DCまでの4時間、ただただ不安との戦い…、たまたま仕事のやりとりをしていたトミー君にLINEで国際電話して不安を紛らせました。笑
そしてやっと辿り着いた、ワシントンDC、バージョンセンター!!
この街にきた目的はただ一つ、BAKUの先輩、岩佐麻里子先輩に会うこと!!
まりこさんは、アメリカで超有名なサーカス「Ringling Bros. and Barnum & Bailey Circus」のメンバーとして、日本人で唯一活動しておられるのです!!
全米をサーカストレインで巡業しているこのサーカス、わたしがアメリカへ行っていた1週間はDCに滞在すると聞き、朝10時半のショーを見る為の旅でした。
5分遅刻したけどなんとか本編には間に合い、会場に入るととにかくドデカイアリーナにはたくさんの子供たち。

頂いたチケットは前から6列目のセンター。
旅が波乱すぎたのもあったんだろうけど、まりこ先輩がステージに現れたのを見て、かっこよすぎて泣きました。←

とにもかくにも、最高のショーでした。
鍛えあげた身体や芸を、ショーに対して惜しみなく金を使って提供する。
空中ブランコや体操系のもの、バイク乗り、猛獣使い、歌とダンスと生バンド、そしてまりこさんたちクラウン、最後に、アリーナという広さを埋める観客。
わたしはこの世界が心底好きだと感じました。たぶんミュージカルよりも。
ここまで危険と隣合わせで生きる必要はないのかもしれない。生まれた時から猛獣使いや身体パフォーマーになる為に鍛え上げられて、生きる道を選択できない人生は、本当は幸せじゃないのかもしれない。
動物たちにとってここで生きることは幸せではないのかもしれない。
それでも。
貧困や差別と隣り合わせで育ってきた見世物だとしても、このショーへの感動を認めざるを得ない。
そして、この道を自分の意志で選択し、掴んでいるまりこさんを心から尊敬する。
同時に、見事なスタッフワークに興奮の域。空中でショーやってる間に暗がりになってる地上であれよと言う間にライオンの檻が準備されていく様や、だだっぴろいアリーナの空間を区切る円形の置物の効果に感動。
ショー終わりでステージにあげてもらって、さっきまで像やライオンが闊歩していたところに立っちゃうなんてー!!って感動しましたが、バックステージでさらに興奮したり。

夜公演までの合間、まりこさんとホワイトハウス観光してお茶して、帰りはまりこさんに手配して頂いたMegabusでNYへ。
バスだとNYまでは片道5時間ちょい。なかなかの1日でした。

バスを降りて、Imperial Theaterにレミグッズを買いに寄ったら、レミファンらしきお姉さんが、余ってるからとか言ってチケットくれて、ラスト1時間だけもう一回レミ観劇、ラッキー♪キャストも数人違う人でウハウハ。
1階席Q列の上手側で、一昨日とは全然角度が違ったんだけど、一昨日は前過ぎて見えなかったオケピや映像の動きやセットの動き、照明の全体像が見れてかなり面白かった。
そしてやはりバルジャンの元にファンティーヌが現れてからのエピローグは絶品だった。
疲れすぎた1日は、これで締め。

3/21。もう遊べるのもこの日が最後。
午前中はレッスンへ。
ホテルからセントラルパークを通り、アップタウンへ歩くこと20分。

8年ぶりの、STEPS。

8年前、NYきてまず憧れのみかさんの元を訪ね、ここで一緒にレッスンを受けたの覚えてる。今でもずっと憧れのみかさん。
Tapのレッスン受けたかったけど、どうしても時間が合わないのでJazzクラスにしましたん。この物価の高い街で、レッスンと観劇だけは、日本より安い。
朝ご飯食べてなかったからスタジオ内のカフェ入ったら、マルちゃんのチキンヌードル発見。
お湯あるかって聞いたら作ってやると言われたので任せたら、フタのところビリビリに破っちゃうしお湯は微妙に熱湯じゃないしあら大変。フタの活用法だけでも教えたい。

レッスンは、相変わらずの、いつもの格好で。

良いレッスンでした。そしてこの4日間で一番楽しかった。
「舞台は観るのも良いけど、やるのはもっと素敵です」なーんて台詞がある作品にあるけれど、やっぱりどんなに刺激的な場所にいても、自分が身体を動かしていないとダメなようです、わたし。
そして英語しゃべれないとさすがのわたしもだんだん形見狭いような気がしてくるんだけど、レッスンの時だけは会話ができる、まぁダンス用語は英語やらロシア語やらでもわかるってのもあるし、この時間だけは言葉わからなくても世界共通の何かがあって、理解したり理解してもらったりできるから凄く安心するし何よりも楽しい。
そしてやっぱり踊ることが好き。
こういう言い方痒いけど、ダンスに助けられてきたことがたくさんある、わたしの人生。
帰りにレンタサイクル見つけました。

アニーのやつだね。映画のほうの。
これ↓

そして劇場へ。マチルダのマチネ観劇。

土曜だってのもあるけど、指定席だと言うのに入場するのに隣の劇場まで続く長蛇の列。たぶんこの街で今日一番の賑わい。
劇場は超満員。子供たくさん。大臣から一文字幕にかけて、額縁全体から頭上までが全部カラフルなブロックらでできていて、中割のパネルも全部ブロック。
空間からして、コメディを、そして子供を喜ばせるように演出されている。
話はわたしは大まかにしかわからないけど、コメディ部分は爆笑を誘っていたし、客席に飛んでくるビーム状の光線や、その他照明、映像、舞台装置、演出、振付、そしてキッズのスキル、すべてが秀逸でした。
初めて触れる演劇が学校の体育館での鑑賞会である大多数の日本の子供たちとは、芸能に対する感覚に差が出るよな、とは思いました。
もちろん演劇鑑賞会に否定的だということでは決してなく、環境の違いを感じたまでです。
夜、地下鉄もこれで最後かーなんて思いながら電車を降りたら、いつも通りミュージシャンが歌っていて、するとそこに小さな女の子が寄って来て、踊り出した。
非常にアクティブに動き回り、通行人の手を引いて強引にデュエットダンスを踊らせて、通りかかったわたし含め5人くらいでしたが、拍手喝采で終わりました。
音楽で、リズムで繋がれるこの街が、好きです。

3/22、帰国日。
空港でのハプニングあり、入国審査を2度受けるという珍事件はありましたが、無事に帰国。
スーツケース片手に劇団へ行き、仕事してから顔合わせ飲みに参加したら、パタンと倒れました。
相当身体キテたみたいですね。
もうすっかり元気です。
長文でしたが、ここらへんで、旅記、終わります!