10:30、両親と妹とレンタカーが待つ横浜駅前中央郵便局へ。
ちなみに前々日まで電車で行くと思っていた。母と関係ない電話していた時たまったま偶然ニッポンレンタカーという単語が出てきて発覚。
郵便局へ到着、20m先から、さきーっっと大声で呼ぶ母。いつものことなので気にしない。
母:大変育(妹)が、育がいないのっっ

少しだけ、気にする。
携帯がね、最初つーつーだったのに2回つーつーしたらとったのにきれてかけなおしたらおきゃくさまのけいたいがおきゃくさまのけいたいがぁぁぁ


っていうのいくはレンタカー屋なのかもしれないからお父さんはそっちにした



とりあえずDoCoMoのアナウンスの姉ちゃんは間違いなく、携帯がぁぁぁ


とは言ってないことだけはわかる。いつでもテンション




な母なので、いつでも説明能力は皆無だけれど、近年稀に見る








×5であった。とりあえず父は桜木町のニッポンレンタカーにいるらしいので桜木町へ向かう。
ニッポンレンタカーで父に会い聞いた話によると、
今朝9時頃母が育に電話をかけたら少しコール音がした後切れた。かけ直したら「電波の届かない…」になり、それから何度かけても同じだとのこと。
母が育と最後に電話したのは18日夜6時頃。その時は20日朝10時に桜木町のニッポンレンタカーで待ち合わせねと言って電話を切ったという。
今わかっているのは、育の携帯の電池か電波が今朝9時に途切れ、それから2時間経っているがいまだ回復されていない&暗記している実家の電話にも連絡がない。
母:きっと、きっと、来る途中でなんかあったのよっっ事故かしら?事故かしら


父:家で倒れてるんじゃないか?外で倒れたならどこからか連絡が来るだろう。自力で携帯を復活させられないってことは、誰も知らないところで倒れているか、誰かといるなら事件性があるんだろう。監禁……とかな。
母:えぇ
どうしよう
どうしよう

父:お前が電話した時、コール音が途中で切れたんだろ?自分で切ったのか、誰かが切ったんだろ?誰かが切った可能性のが高いんじゃないのか?
咲:いゃ、最初にコール音鳴ってても、その着信のせいで電池切れたら携帯に触れてなくても「電波の届かない…」のアナウンスに切り替わるよ?
父:そうなのか。。
咲:寝てんじゃない?携帯の充電切れて目覚まし聞こえないんだよきっと。
父母:咲じゃないんだから



咲:……はい…………。
父:とりあえずここにいても仕方ないから、尾山台(育宅)へ行ってみよう。俺行ってくるわ。
咲:あ、じゃぁお母さん行ってきて!
母:えぇぇぇ
なんであたしなの


咲:だって(ここにいてもうるさいし)育がここに来るかもしれないし、車とお父さんはここにいたほうがいぃじゃん?咲は育宅知らないし。
母:…わかった、やってみる

父・咲:(……何をだろう?)
11:00、母、桜木町から横浜駅へ。実家にいる兄に電話をし、横浜駅まで育の部屋の鍵を持ってきてもらう。
家から横浜駅は、片道20分てとこ。南太田駅まで徒歩10分、電車で7分。
11:45、父、母に電話。
父:今どこだ?(自由が丘くらいかな?)
母:横浜…。
父:は
なにしてるんだ
母:だって、まだこーへー(兄)来ないんだもん

兄は、異常に支度が遅い。
昔から、今もだけど、髪もとかさず起きたまんま家を飛び出してた咲とは真逆も真逆、どんんんなに遅刻しそうでも、遅刻しても、必ず朝シャワーを浴びて行く。
着替える時間が勿体ないと行って制服の下に着る半ジャーで寝、早替え場のように制服をsetしておはよう10秒で家を出て、洗顔もトイレも学校でだったわたしを随分冷ややかな目で見ていたものだ。
11:50、兄到着。妹の心配はかなりしていたようだが、やはり着替えはしてきていた。ちなみに着替える前の服も、両親から見れば決して外へ出られぬ格好ではなかったという。(後日談)
ただ、シャワーは浴びてこなかったとのこと。
兄から鍵をひったくった母は全速力で東横線のホームまで行き、発車寸前の特急に飛び乗ったという。
果たして母の全速力がいか程のものかは知らないが、手ぶらでも50mに20秒かかるのは確かだ。
その間咲はDoCoMoに電話。携帯電話の居所をつかんだりできないか聞いてみる。
電波の受信場所で確認できないわけではないが、電波を取得できなければ無理だとの回答。
そりゃそうだよな。
発信履歴や送信履歴だけでもわかれば育がいつまで携帯を使っていたかわかるかなと思い教えてくれと頼んだら、契約者が身分証を持って来れば教えてやるとのこと。
相手の対応と説明が下手過ぎて若干キレ気味でさよならする。
12:00、契約者の父が発着信履歴などを調べに、みなとみらいのメディアセンターまで走る。
12:05、わたし、妹の大学へ電話。事情を話し、今日はいるはずがないのだが、昨日までで妹を最後に見かけたのがいつかわかる範囲で教えてほしいと頼む。
一旦切電。
12:20、大学から着信。
咲:わかりましたか

学:えぇ、妹さんですが、本日1限から4限まで、授業が入っております。
咲:は

学:現在2限目の授業中ですので、授業が終わり次第出席を確認致しますね。
そこへ、父が戻る。
発信履歴の最後の人にかけたら、同級生の女の子で、
はい?普通に学校だと思いますよ?
と言われたらしい。
父的にはまず学校に行くという言葉に普通にという副詞がつく意味がわからなかったそうだ。
その後すぐ別の友達の携帯から妹の声で電話があり、"普通に"授業を受けていたことが判明。
母に連絡をとり、父とわたしは尾山台へ。
13:30、育宅着。母と育に再会。
育:旅行、普通に8月だと思ってたわ

母に電話で一昨日くらいに20日出発と言われ、7月に学校がある妹は当然8月だと思いこんでいたらしい。
結論は、母の説明不足。
よくあることだが、こんな大事になったのは久しぶり。
母が疲れたとダダこねるのでおさまるのを待ち、
妹を大学まで送る。
工学部の妹は、3限体育を抜けて家に帰ってきたそうだが、
「いいのいいの、選択体育女子3人だから女王待遇だし
」ふぅん。
咲:せっかくなんだから旅行学校サボって行きゃいぃのに。
妹:姉ちゃんじゃないんだから

咲:ごめんなさい。。
妹:さっき友達に言ったらぁ、お前の家族まじ無茶ぶりだなって言われたんですけどぉぉ┐( ̄ヘ ̄)┌
妹は、怖いです。
よく口のまわる、くそまじめな、ヤンキーあがりの、元高跳び選手です。
いつだったか、芸人になればいいと思うよって言ったら、
はぁ?ありえねぇし。育はぁ、工学部卒業したら余裕で2000円のランチ食える女になるんでよろしくぅ

て言われました。
そんな妹を多摩川の土手で降ろし、
妹は颯爽と河原に消えて行きました。
体育の授業が多摩川でサッカーて。
こちとら所沢の運動場だったわ!
敷地だけは広かったよ、うん。
わたし、所沢。妹、自由が丘。
おぉぉぉぉぉぉ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
父:じゃ、3人で行くか!
母:そうね

あ、3人でも行くんだ。。
いゃ、そぅだょね、キャンセル勿体ないしね。
母:育の分ね、急病になってしまったって、すごーくすごーく悲しそうに言ったら、キャンセル料なしにしてくれた
ウいたね
お金ウいたね
お母さんすごぉい
いゃ、嫌ではないよ、ぜんっぜん。
ただちょっと、不安なだけさ。。
できることなら、帰りた…いゃいゃ!楽しもう。うん、すごーくがんばって、楽しもう!!!
そして我々3人は、4時間遅れで山梨へ旅立ったのでした。