
陸軍病院という名の森の中の横穴の中で、うめき声をあげている。
最初は低い声で呻いているけれど、ふとした瞬間に漏れる呻きが、甲高い。
それはきっと、わたしが苦しいからですね。
わたしが熱くて、わたしが痛くて、わたしが辛いからですね。
当時の彼ではなく。
それでも、お客様には、何か感じていただけると思うんだ。
そして、
あ~、
素敵だ。
ひめゆりに素敵という表現は、確かに似合わないと思うけど、
Vocabularyが貧しいわたしとしては、
素敵って表現は、間違ってないと思うんですね。
代役なのに、代役だけど。
ありがたい。
相乗効果でわたしたちはあがるのだ。
いつでも全力な芝居ができる人は、優しい人だと思う。
だってそれに、少なくともわたしは、助けられていて、熱くなっていて、感謝していて、ギスギスした気持ちなんて溶けちゃうから。
いつかね、なれたらいいな
