図書館でイスに座って本を読んでいた。ふと前を見ると男がしゃがんでいる。身体はすぐ前の本棚に向けているが、首は大きく曲げて向こうの方を見ていた。強い雨が気になって窓の外を見ているのかと思ったがそうではなさそう。首の角度からして男の斜め後ろでしゃがんで本を整理している図書館員の女性を見ているに違いなかった。よく見ると男は左手をパンツの中に突っ込み股間のあたりをゴソゴソやっていた。おいらは、「まさか!」と思った。男はおいらの視線に気づいたんだろう、急にこっちを見て、ぱっとパンツから手を出して急いで立ち上がりスタスタ行ってしまった。男がいなくなると、女の図書員の中年太りのお尻の割れ目が丸見えに見えた。ちゃんとしたズボンを穿きなさいだよ。それはともかく。


おいらはその女性に「気をつけた方がいいですよ。あなたのお尻を見ながら男がオナニーをいていましたよ」と言ってあげるべきかちょっと悩んだ。でも、言わないことにした。そんなこと聞いても気持ち悪いだろうし、おいらだってどんな顔して言っていいかわからなかったからね。


男は30才ぐらいで痩せ型、黄色いトレーナの目立つ服装だった。おいらが帰るときにも、図書館内を口を半開きにしながらふらふらしていた。


警備員の人がひとり巡回していたが、カメラも設置した方がいいな。図書館員の人も大変だ。しかし、嫌なものを見てしまったよ。