シアトルになりたかった男のシアトルの話。-完-
2017年11月6日
あんなに朝が来るのを拒んでいたのに、
いつのまに夢の深層部にたどり着いた僕は
もうこうなったら思いっきり寝たろう!と思い、
何回も目が覚めたにも関わらず、
4度寝を超えて5度寝に挑戦しようとしていた。
ああ、愛しい僕の…
(僕のって訳ではないけど)
あああ、愛しすぎる僕の…
(だから僕のって訳ではないんだよ)
やっぱりもうちょっと寝転んでおこう!
短い間だったけど、
この家であったことを細かく思い返してみる。
最初にここにきた時の感動や、
寝ておきてもすぐそこに見えるスペースニードルの
姿に感じた安心感とか、
毎日日向ぼっこした屋上も、
こうやって何度も寝転んでボーッとさせてくれた
ソファーもね。
ありがとう。
本当にありがとう。
本当に本当に、
ありがとうございました!
もうこのままじゃ本気で離れたくなくなりそうなので
敢えて元気よく精一杯のルンルンで
家を出た。
また来るから!
絶対また来るから!
シティパスのチケットが一枚だけ残ってて
それがこのアゴシークルーズ。
シアトルの海岸が一望できる。
乗船まではまだ時間があったので、
初めて自らコーヒーを求めた。
何でだろう?
よくわからない。
少しはここに馴染んだ自分になってみたかったから?
急にコーヒーを美味しく感じるシアトルの魔法でも期待してたのかも知れない。
まぁ、相変わらずむっちゃ苦かったけどw
少し曇り。
もっと晴れたらな~と思ったけど、
それにしても愛おしい街だ。
最初からそうするつもりではなかったけど、
愛おしいこの街にお別れの挨拶を告げるには
ちょうどいい場所だと思った。
レイニア山も見えて
シアトル、
たくさんの楽しい思い出、
本当にありがとう~
シアトルに来て本当に良かった。
深夜の便でLAへ向かって
朝の便でLAから羽田に戻るという路線だっから
この日はシアトルタコマ空港近くのボロいホテルを
半日だけ取っておいた。
シアトル市内とはもうこれでさよなら
でも空港エリアに行く前に
あともう一か所だけ行きたい場所が残っている。
少し遠回りになるけど、
僕が向かった先は
シアトルの3人目の伝説が眠る場所。
ジミー・ヘンドリックスのメモリアルパーク。
これまた前の二人の伝説とは違った感じのお墓だな。
なんというか、
第一印象は「派手」
派手という言葉はちょっと軽いかも知れないな、
まぁ、ジミヘンらしい!
ドームみたいな構造をしてて
バリケードで囲んであって
立ち寄り難いイメージ…だけど
よく見るとドームの壁には無数な女性の口紅の跡が。
熱狂ファンは壁も越えて彼にキスを送りに行くんだね〜
これもすごくジミヘンらしいw
お墓なのにカートとは別の意味で亡くなってる気がしない。
同時にブルース・リーとは別の意味で伝説の死というものが伝わる。
なんか説明下手だな…
でもこれが精一杯の僕の表現なのじゃ!w
最後の晩餐も
ハンバーガー。
見るからに高カロリー。
アメリカのデニーズの噂はよく聞いたけど
ここまで「ザ・ジャンク」だとは…
やっぱり一人旅の一番残念なところって
美味しいレストランに行きづらいということだよな。
周りの視線がどうやこうやじゃなくて、
一人じゃ頼めるメニューがない。
だからほぼファストフードしか食べてない。
きっと美味しいお店がいっぱいあったろうに!
それはすごく残念。
いつかね
好きな誰かと
この大好きな街に帰ってこれたら
沢山の美味しいお店
行こうぜ!
ホテルで少し仮眠をとって
深夜2時の空港につく。
これで本当にさよなら。
シアトルは
最初はただスペースニードルというタワーに惹かれて、
ただそれだけが目的で、
なにも考えずに来てしまった街だったけど、
そこで過ごした毎日は
あまりにも自由でまた幸せで
一人だけの考える時間をたっぷりもらえた。
行き交う見知らぬ人々の今日が気になったり、
ふとその風景の一つのピース(破片)になりたいと
思ったり、
自分のスーツケースが異邦人の標識に思えて隠したくなったり、
そんないろんなことの中でも誰かを強く思う自分がいたり。
そんな気持ちを歌にしてみたくなって、
シアトルになりたかった男はシアトルで歌を作った。
それがこの曲、
まだまだ書きたいことはいっぱいあるし、
たぶんまだ思い返せてないハプニングもたくさん隠されてるであろうけど、
最後にはこの歌を聴いてもらって、
シアトルになりたかった男のシアトルの話を終わらせたい。
Sleepless In Seattle
シアトルになりたかった男のシアトルの話。-8-
違う違う!


この家では今回最後の夕暮れ時をカメラに納めたよ。
Sleepless In Seattle
Sleepless In Seattle
As the light shines upon today
I become curious again
how people’s day goes by
and what would they expect tomorrow
yes i know that everything is a hazy fantasy
this city made me that way
And that is why I love this dreamy city
Sleepless In Seattle
More sketches on the canvas of memories
Sleepless In Seattle
Painting it with my feelings for you
the suitcase full of past days is just a mark of a stranger
I want to throw out what im used to and fill
with what im not
I stoped and looked at the sky, wanting to become a part of those who comes and go
Hoping that one would look at me, imagining that it would be you
Sleepless In Seattle
Stanger’s coat hanging on the street light
Sleepless In Seattle
Leaving a kiss mark in this lovely street
Sleepless In Seattle
More sketches on the canvas of memories
Sleepless In Seattle
painting it with my feelings for you























































