(The NewYorkTimes 3月18日)
こんにちは、ボーンズ88です。
3月18日、ロックンロールの創設者のひとり、チャック・ベリーが亡くなりました。享年90歳、大往生でしたね。
まずは、こんな曲でいきましょう。
Rock and Roll Music / The Beatles 1964
チャック・ベリーといえば、何といっても「ジョニー・B・グッド」。
… 他に何が有名だったかなぁ…。
と考えて、最初に思いついた曲がこれ、ザ・ビートルズの「ロックンロール・ミュージック」、当時のビートルズの勢いそのもの、ジョン・レノンのヴォーカルが冴えてるな~。
で、これが原曲。
Rock and Roll Music / Chuck berry 1956
ビートルズのバージョン、テンポこそ若干違うけど、曲としては、ほぼベタコピ。それでも音はしっかり「ザ・ビートルズ」になっているところが、ビートルズのスゴイところ…。
う~ん、今聴くと、やっぱり、こんな評価になってしまう。ビートルズの出来が良すぎて、チャック・ベリーの話がどこかにいってしまうのだ。
でも、ちょっと待って…。
チャック・ベリーの前には、こんな曲は存在しなかったんだよ。
で、もう1曲、これもカバーで。
Carol / The Rolling Stones 1969
OH ~, Carol, let me steal your heart away ~ ♪
1964年にリリースされた「Carol」。
動画はもちろん1969年のライブ、後に「GET YER YA-YA'S OUT!」としてリリースされた、ローリング・ストーンズの…、いや、ロックにおける最高のライブアルバムのひとつだ。
この音こそが、誰もが思う「ストーンズの音」であり、ロックンロール・バンドのベンチマークだと、僕は思っている。
でも、曲はチャック・ベリーのカバー、これも、ほぼベタコピだ。
(MIckの衣装に注目! Mick Jaggerのtwitterより)
世の中にビートルズやストーンズが出てきたときの衝撃は、その音楽や、当時の映像から何となく想像ができる。
でも、チャック・ベリーとなると、どうなんだろう…。
チャック・ベリーが作った「ロックン・ロール」という音楽の衝撃は、その後の世代の、ビートルズやストーンズに上書きされてしまったように感じる。だからだろうか、僕には、その偉大さがイマイチ伝わってこない。
恐らく誰よりも、チャック・ベリーの偉大さを感じているのは、他ならぬ、ミックやキース、そしてジョン・レノンなのだろう。
で、彼らが少年の頃に聴いたチャック・ベリーが、これだ。
Johnny B.Goode / Chuck Berry 1958Live
ブッ飛んでるなぁ、これ。カッコいいよね~。
オリジナルにはないブレイク部分のギターと、そこから立ち上がるドラムが、もうサイコーだ。
バック演奏がピアノにウッド・ベースという、ジャズみたいな編成、恐らく当時、バンドといえばこんな感じで、のんびりとジャズやブルースをやっていたのだろう。
そこに突然変異的に、おかしなオッサン、チャック・ベリーが現れて、それまでの常識をぶっ壊しちゃったんだろうね…、まさにロックの原点は、これなんだよ。
"If you had to give Rock 'n' Roll another name, you might call it Chuck Berry"
John Lennon (with Chuck Berry)
「ロックンロールに別の名前を付けるとしたら、それはチャック・ベリーだろうね。」
(from twitter)
R.I.P. Chuck Berry
<おわり>



