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追憶の骨 (bones)

音楽や映像だけでは残せない、あの時の僕たち。

(FNN 11月20日)

 

 

「高額報酬が~!」

「高級住宅が~!」

 

マスコミが連日、ゴーン氏逮捕を煽っています。

 

「ゴーンさん、悪いことしてたんだね~」

 

国民にそう思わせるため、検察が毎日少しづつネタをリークして、マスコミが「ワッ~!」騒いでいます。

 

 

 §§§

 

 

「ボーンズさんは、ゴーンさんは無罪だと思っているの?」

 

違います。

 

こうして検察とマスコミが組んで、容疑者を追い詰めていく、この方法は重大な人権侵害だと言いたいのです。

 

容疑者は、拘置所という密室に閉じ込められ、連日、取り調べを受けます。その間、自分の言い分を世の中に発信することはできません。

 

その状態で、検察が一方的に「こいつは、こんなに悪いヤツだ~」という情報を流すのです。多くの国民が、それを信用してしまうでしょう。

 

多くの場合、容疑者は社会的信用を失います。職を失ったり、家族がバラバラになったりします。

 

で、検察はこう言います。

 

「自白したら、保釈を認めてやるよ」

 

追い詰められた容疑者は、こうして、やってもいない犯罪を自白していきます。この手法が、今まで、数々の冤罪事件を生み出す温床になってきました。

 

 

「自白しないと、どうなるの…??」

 

自白しないと、拘置所からなかなか出してもらえません。

 

欧米の制度では、逮捕してから取り調べできる期間は48~72時間、長くても7日間ほどです。

 

容疑者は、裁判で判決が出るまで、あくまで容疑者、つまり、犯人ではないのです。

 

ところが日本では、取り調べのために20日間拘置することができます。その間に自白しないと、検察は適当に罪状を変えて、さらに20日間延長、それを繰り返します。

 

森友事件の籠池さん夫妻は、罪を認めなかったため、詐欺罪で300日も拘置されました。

 

このやり方は「人質司法」と呼ばれていて、重大な人権侵害です。日本は、これをやめるよう、国連から何度も勧告を受けていますが、無視し続けています。

 

(江川紹子さんのツイッターより)

 

 

本来なら、警察や検察の取り調べには、弁護士を同席させることが必要です。人権を尊重する先進国なら当然のことですが、日本では、それができません。

 

さらに、容疑者の逮捕(身柄拘束)に対しては、必ず警察や検察が、きちんと容疑の内容を公表することも必要です。

 

日本では、こういう大事件について、リーク情報をもとにした報道があるだけで、警察や検察が記者会見をすることは、まずありません。これでは民主主義とは言えません。

 

また、取り調べに弁護士が同席していれば、容疑者側の言い分を、その弁護士が公表することができます。

 

マスコミは両方の言い分を報道しなければなりません。そして、その内容を国民がチェックする、それが民主主義です。

 

今、僕たちが目の当たりにしている報道…。

 

これは異常なことなんですよ。

 

国際的にも、人権的にも、まったく認められません。

 

それを理解して欲しいのです。

 

 

<③につづく>