(「ゲン担ぎだけじゃない!「恵方巻き」徹底活用」 東洋経済オンライン 2月3日)
こんにちは、ボーンズ88です。
みなさん、2月3日に「恵方巻き」って食べましたか…?
「ボーンズさんは食べたの…?」
… 僕は、ほら、流行りモノって、苦手だから…。(笑)
なんて思ってたら、最近の節分では「豆まき」よりも「恵方巻き」の方が一般化してるみたいですね。「豆まき」って、後を考えるとめんどくさいし、子供がいないとなかなか…、そういう意味で「恵方巻き」は、誰でもできるお手軽なイベントなのかもしれません。
この「恵方巻き」、元々は関西の風習で、それをセブンイレブンが全国展開したことから始まっています。「恵方巻き」っていう名前もセブンイレブンが付けたもので、つまり、企業が仕掛けたイベントなんですね。
で、そのコンビニでは、こんな事になっています。
2月3日の節分に食べると縁起が良いとされる恵方巻きについて、全国のスーパーやコンビニで売れ残りが大量に廃棄される事態が起き、「食べ物を無駄にしないでほしい」「こんなことならやめたほうがいい」という声が高まっている。
以下、画像はnetgeekより転載。
これ、どう思います…??
もちろん食品廃棄の問題は「恵方巻き」だけじゃないし、コンビニに限った話でもありません。
でもこれ、見直さないと、マズいんじゃないの…??
■ 破棄前提の販売
ちょっと、コンビニついて考えてみましょう。
販売価格300円の恵方巻き、計算しやすい仮の数字で、仕入れ価格が150円、販売経費を10%とすると、原価は180円で原価率60%になります。
この60%という数字が重要で、店舗は100個仕入れたらその60%の60個、300個仕入れたら、180個売れれば赤字になりません。
なので、「60%売れれば損しないから、廃棄でいいじゃん」という、廃棄を前提とした販売が行われているワケです。
「値下げ⇒売り切り」をしない販売方法は、利益を得るプロセスに必ず廃棄が含まれます、つまり、利益の一部は廃棄によってもたらされている事に他なりません。
「食べ物を粗末にしちゃいけません!」、そんな倫理を超えたところで、コンビニは利益を上げている事になるのです。
■ これはブラック…?
「どうしてコンビニは値下げしないの…?」
コンビニ本部が加盟店に対して、値下げを禁止する行為は独占禁止法違反です。2009年に公正取引委員会から排除措置命令が出されました。
「でも、値下げしたの、見たことないよね?」
現在、コンビニ本部は「販売価格は店舗が判断している」と言っています。つまり値下げするかしないかは、各店がそれぞれ決めていい…、はずなんですが、実態はそうなってません。
このあたりに、とてもブラックなものを感じます。
またコンビニ本部は、店舗に商品を仕入れさせた時点で利益が確定します。実際に商品が売れようと、売れまいと関係ありません。
そのため過度な「押し売り仕入れ」が行われ、その結果、店舗の従業員(バイト)にノルマが課され、達成できなければ買い取りを強いられる、という事態にまでなっている…、という話さえあります。
これは典型的な弱者へのしわ寄せですね。
もちろん「恵方巻き」自体を批判するつもりはありません。
普通のスーパーだったら値下げ⇒売り切りするだろうし、家族で手巻きして楽しむようなイベントなら、大いにやった方がいいと思います。
ただし「恵方巻き」はセブンイレブンが仕組んだイベントで、その裏には、とてもマトモとは言えない「大量食品廃棄」がセットになっている事を、忘れてはいけないような気がします。
ちなみに僕、恵方巻き食べたことないんです。
理由はもっと単純で、寒いせいか、あのデカいのり巻きに、どうも手が出ないんですよね~。それに、切れてないとか、僕的には有り得ません。食べたくならないんです。
「暑~い土用の丑にはウナギを食べる」
やっぱり昔の人の方がセンスあるよね。(笑)
<おわり>





