(RT 4月16日)
今日4月16日午前1時25分、熊本県内で震度6強の地震、さらに3時55分にも震度6強の地震が発生、その後も現在に至るまで、九州地方各地で、震度3‐5強の地震が断続的に発生している。
被害の状況は甚大で言葉も出ない。
一刻も早い地震の収束を願い、また、被災された多くの方々に、再度心よりお見舞い申し上げたい。
■ 初期対応
最初に地震が起きた14日の夜、日本政府の対応は早かった。
今回の災害で唯一「運がいい」のは、発生した日が平日で、国会期間中で、そして選挙中である事だ。かつての御岳噴火や広島土砂災害等に比べると、はるかに政府の対応は早かった。
今回は安倍晋三特有の「怠惰」「丸投げ」「自衛隊出し惜しみ」が感じられず、以前の日本の災害対応が戻ったような感じがした。
すると、こんなニュースが…。
(「菅官房長官 『複数の家屋が倒壊』」 朝日新聞 4月14日)
… 顔、真っ赤じゃん。(笑)
そこで慌てて首相動静をチェックしてみると…。
午後5時5分、官邸発。
午後5時20分、東京・台場のフジテレビ着。番組収録。
午後6時48分、同所発。
午後7時12分、東京・猿楽町のフランス料理店「レストラン パッション」着。稲田自民党政調会長、渡文明JXホールディングス名誉顧問らと会食。
午後9時41分、報道各社のインタビュー。「熊本の地震への対応は」に「先ほど災害応急対策に全力を尽くすよう指示した」。
同42分、同所発。
同52分、官邸着。
同53分、報道各社のインタビュー。「地震への対応は」に「国民の皆さまに正確な情報を提供するよう指示した」。
午後9時54分、危機管理センターに入った。
この日、安倍晋三はフジテレビで「ワイドなショー」の収録をした後、高級フレンチレストランで稲田朋美他と、優雅な特権階級ライフを満喫してワケだ。若干イラッとするものの、問題はそこじゃない。
「午後9時40分、報道各社のインタビュー」
熊本地震の一報を聞いた安倍晋三は、レストラン前で、この赤ら顔を晒して、お付きの記者相手にインタビューをしていたのだ。
… バッカじゃね~の!!
この男は、どこまでマヌケなんだろう。そして、どうしてこの国は、危機管理が理解できないのだろう。
甚大な自然災害が発生した時、国のトップがするべきは、いち早く国民に向けたメッセージを出す事、それが何より重要だ。
目前の非常事態、最初に対応するのは自治体と警察、そして消防だ。自衛隊の出動を除くと、政府の対応は2次的なものになる。
しかし、国のトップがメッセージを発することで、災害に窮し不安を抱えた国民が、「国との繋がり」を感じて安堵する事ができる。また、過酷な災害に対応に当たる各組織のモチベーションを高める効果もある。これは危機管理の第一歩だ。
ところが、この赤ら顔、それも高級レストラン前。
「酔っぱらって地震対策かよ~」「高級フレンチでいい気なもんだ~」、そう思われたら、もう国民との信頼関係は築けない。
どうして、こんな記者会見をやったのか…??
もちろん「首相は酒を飲むな」という話ではない。「顔を出せない時は出すな」という事、そのために報道管制がある。この「見極めが付かないバカさ」は致命的レベル、これは内閣府の決定的ミスだ。
レストランから官邸までは10分程度、速攻で官邸に戻って、菅義偉に首相メッセージを読ませればそれで十分、最も重要なのは、災害発生から最初のメッセージまでの「時間」なのだ。
自民党と政府、マスコミまでが、完全に緩みきっている。
<おわり>



