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追憶の骨 (bones)

音楽や映像だけでは残せない、あの時の僕たち。


(NEWS23 7月20日)


■ 生活破壊の実態を伝えないマスコミ


強制排除があった7月22日、テレビの報道は本当に酷かった。

「1996年に北部演習場の半分が返還されることが決まり、同時にヘリパッド6か所が移転、それに反対する住民との~」

… 違うだろ・・。

高江の住民たちは、オスプレイから自分たちの穏やかな生活を守るために、皆で連帯して抗議してるんじゃないか。

特にNHKのニュースウォッチ9は本当に酷かった。政府の主張だけを盛り込んだVTRを放送し、キャスターの河野憲治は高江には一切言及しなかった。これが公共放送のやることだろうか…。

非暴力の抗議活動に対して、機動隊から先に手を出すなんて、民主主義国では絶対にあってはならないこと、高江の強制排除は、それだけ異常な事態なのだ。



■ 騒音のはてに…

そんな中で、7月20日の「NEWS23」は、住民目線に立ったいいVTRを放送した。その動画を見てみよう。



2007年、第一次安倍政権時に工事を開始した2か所のヘリパッドは2014年に完成、すぐさまオスプレイの訓練が開始され、その騒音は夜間まで続くようになった。

 沖縄防衛局が実施した騒音調査では、同ヘリパッド周辺の高江区牛道で16年6月に発生した騒音は1日当たり32・8回で提供前の14年6月の8倍に達し、夜間騒音発生回数は383回と14年度の月平均の約24倍に上り、騒音が急増している。

この騒音で家族は避難、バラバラの生活を送っている。

そして今回、政府はさらに4カ所のヘリパッドを工事を強行する。住民たちの抗議は当然の事じゃないか。その抗議を封じこめるため、政府は日本各地から500名の機動隊を派遣、暴力による強制排除を行った。

こんなバカな話があっていいのか…。


■ これが日米同盟の「真の姿」

(NEWS23 7月20j日)

オスプレイが低空飛行している、この画像。

こんなこと、アメリカでは絶対に有り得ない、なぜなら、アメリカ国憲法が、アメリカ国民の人権を保障しているので、オスプレイだけでなく、軍用機が民間住宅の上空を飛ぶことができないからだ。

また、アメリカ国内では、環境や生態系への影響を考慮して、軍用機の飛行は極めて限定的なルートに限られている。

日本ではどうなのか…?

日米安保条約と地位協定によって、米軍は日本国内のどこでも飛行することができる。日本の航空法で禁止されている「低空飛行」も、米軍機だけはいくらでも可能になっている。

さらに、米軍の要望があれば、日本全国、どこでも基地として利用できる、それが安倍晋三の言う「深い友情で結ばれた日米同盟」の真の姿だ。

日本は今も、アメリカに占領されたままなのだ。


■ 高江に現れた山本太郎

強制排除が終わった今でも、抗議活動は続いている。その現場に25日、山本太郎議員が現れ、スピーチをした。

そのスピーチはお詫びから始まった。

今まで高江に来られなかったこと、そして、原発事故があって社会問題に目覚めるまで、沖縄の問題に関心を持たなかったことについて…。



「この国は誰のものなんだ? この高江は誰のものなんだ? 沖縄は誰のものなんだ?」


今日は福島みずほ議員が高江に入るという。

選挙の一票って、大切なんだとつくづく痛感する。

まだまだ、あきらめちゃいけない。



<おわり>