(ANNnewCH 7月31日)
こんにちは、ボーンズ88です。
何かと話題の多かった今回の都知事選、マスコミの予想通り、極右マダム 小池百合子の圧勝でした。
… こりゃ、仕方がないよね~。
予想外の3位に終わった鳥越さん、民進党内部が何やらゴタゴタしそうですが、正直、今回は誰が出ても勝てなかったでしょう。
■ 日本の選挙では、政策論争は必要ない
「女一人、崖から飛び降りて~」
今回は、小池百合子の政治戦略が見事に当たりました。
さらに、自民党都連が出した「小池を応援したら処分」通達や、石原慎太郎の「厚化粧の女に任せるワケにはいかない」発言など、小池旋風を加速するネタが次々飛び出して、最後は大差で圧勝、という結果になりました。
僕、先週1度、演説を見にいったのですが、やっぱりこの方、プロですよ、選挙のプロ。(笑) もう見事な「昭和型選挙」でしたね。
日本の選挙に政策なんて必要ありません。
例えば、「待機児童どうするの?」って質問されたところで、全員が「解決する」と答えるでしょう。なので差が出ません。
「じゃ、どう解決するの?」となると、話がテクニカルで、選挙演説だけでは、一般市民にはよく分かりません。それに、実務で動くのは都の職員なので、解決法なんて、都知事になってから考えればいいことなのです。
小池百合子がどんな政策を持っていたか…なんて、もう、大方の人が忘れてしまっているでしょう。恐らく、ご本人も覚えてないかもしれませんね。(笑)
普段から一般市民が参加できる討論会があって、それを何度も繰り返して、候補者を選ぶ形式にしなければ、「昭和型選挙」が変わる事は今後もないでしょう。
■ 東京都民は福祉なんて必要ないのか…。
小池百合子は見る人によって、印象が変わります。
自民党員にとっては「実績のある自民党議員」、極右の人たちには「極右マダム」、高齢者には「日本新党のマドンナ」、女性には「男に負けない強い女」、リベラル層には「自民党ぶっ壊す」…。
なので、党派を超えて、広くから支持を集めました。
ところが多くの都民は、彼女の本性を理解していません。
これから20~30年間、この国は莫大な社会保障費と福祉予算が必要なはずです。それを担保できる目途は立っていません。
正直、オリンピックなんてやってる場合ではないのです。
安倍晋三は「一億総活躍」と言っていますが、その正体は「皆さん、死ぬまで働いてね」という話で、年金カットや支給年齢の引き上げ、医療費負担の増加、障がい者福祉の切り捨てなど、イヤな政策がこれから続々と始まるでしょう。
保育所や特養老人ホームなど、国民の生活にはおカネをかけたくない、だから「足りない部分は、皆さん自己責任でなんとかしてね」、それが自民党の基本姿勢です。
小池百合子も基本的に考えは同じ。
「女性も、男性も、子供も、シニアも、障がい者もいきいき生活し、活躍できる都市、東京」
この言葉の意味、わかりますよね?
女性だからと言って、人に優しいワケではありません。
東京都民は「福祉政策なんて必要ない」と判断したのでしょう。
まして、彼女は今回の3候補の中で、金銭的には最もブラックです。
「今度の知事は、おカネにクリーンな人が~」
まぁ、人は懲りない…、ということなのでしょう。
あっ、あとひとつ、小池百合子が都知事になったことで、東京中の社会や歴史の教科書が変わるかもしれませんね。
よくチェックしておきましょう。
<おわり>


