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追憶の骨 (bones)

音楽や映像だけでは残せない、あの時の僕たち。

(モーニングショー 8月19日)

「舛添まつり」に都知事選、そしてリオ五輪…

マスコミのバカ騒ぎをいいことに、本来、報道番組で大きく取り扱われるべきニュースが、国民に知らされない状態が続いている。

今日の話も、そのひとつ。

福島第一原発の凍土遮水壁計画は、事実上、破綻している。


まずは、この動画を見てほしい。

(モーニングショー 8月19日)


 東京電力福島第一原発の汚染水対策として1~4号機を「氷の壁」で囲う凍土壁について、東電は18日、凍結開始から4カ月半で、なお1%ほどが凍っていないと原子力規制委員会の検討会に報告した。地下水の流れを遮るという当初の計画は達成されておらず、規制委の外部有識者は「破綻(はたん)している」と指摘した。

福島第一原発の汚染水は、今もダダ漏れ状態。

で、原発の周りの土を凍らせて「氷の壁」を造り、水の流れを止めよう、というのが「凍土遮水壁」計画、ところが、氷の壁はいまだに完成していない、地下水の流れが早くて、一部が凍結しないからだ。


(そもそも総研 8月18日)


「『氷の壁』じゃなくて、コンクリートにすればいいんじゃないの…??」

普通、誰もが、そう思うだろう…。

その疑問について、8月18日の「そもそも総研」で、玉川徹が専門家に話を聞いている。聞いてあきれる話、ぜひ見てほしい。

(そもそも総研 8月18日

成功するか、しないか、わからない凍土遮水壁…

そういう「未知の技術」じゃないと、国からおカネが出せない…

つまり、東京電力を救済するために「凍土遮水壁」が選択され、その結果、『氷の壁』はできず計画は破綻、汚染水は今もダダ漏れ状態…、というワケだ。

実は、この話、2014年に古賀茂明氏が指摘していた通りだ。

 これは研究開発という名目を付けてですね、民間企業だけではとてもできない、将来、いろいろ使えるかもしれない、役に立つ技術だから、国がお金を出して、研究開発にしましょうという理屈ですね、その凍土壁をつくるのを、国の税金でやるということにしたいという思惑がありまして。

巨額の税金を投入した結果、凍土遮水壁計画は頓挫、福島第一原発の汚染水は、今もダダ漏れ状態…

税金という僕たちの未来が食いつぶされている。

深刻な放射能汚染は、今も続いている。

この責任を、いったい誰が取るのか…???




この国に、オリンピックで浮かれる資格があるのだろうか…?

破綻しているのは、『氷の壁』だけではなさそうだ。


<おわり>