「日本の男はもうダメじゃん!」という話。 | 追憶の骨 (bones)

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音楽や映像だけでは残せない、あの時の僕たち。




こんにちは、ボーンズ88です。

このところ、戦争法制の話ばっかりだけど、今日はせっかくの休日、暑くもなければ寒くもないし、めんどくさい予定もない。こんな日にはちょっと別の話でも…、になるといいけど…。


「日本の男の半分はもうダメだね。」

そんなツイートが流れてきた、若い女性からのようだ。

… 実際にはもっと多いんじゃないかな??

僕にはそんな実感がある。これはもちろん「オレって素晴らしいだろ~!」という話ではない、これでも、自分のダメさは痛~いほどよくわかっている…、つもりだ。(笑)



「ジジィになったら、昔何やってたかなんてカンケーね~、ってんだよ!」

これは僕の母親の口癖だ。今でも時たま「ゴハンでも行こ~か」などと言って、顔を合わせる度にこんな事で怒っている。趣味のスポーツのサークル(老人会?)で、ジーサマ方がしょっちゅうモメているのだそうだ。

会社、役職、年収、住居、家族構成、あと多少の見た目・・。

最近少しづつ変わってきてはいるけれど、それでもまだまだ、自分の中にこんな「ものさし」しか持ち合わせていない人は多い。それに、少し変わった…、と言っても、これにゴルフが加わる所がジョギングに変わったり、車からスマートフォンに変わったり、するくらいのものだ。




ここ数年はギブ・アップ気味だけど、それでも以前、僕は周囲の男たちとコミュニケーションを図ろうと、多少の努力をしてみたつもりだ。それはオッサン達にも、そして若い奴にもね。

しかし、なんだろう…、なんだか話が続かないのだ。

「ボーンズさんが嫌われてるんじゃないの?」

それはあるけど…、まっ、それは置いといて(笑)、何というか…、一言で言うと「彼らの話はつまらない」のだ、だから話が続かない…、というか続ける気がなくなってしまう。パターン化した返答やうんちく、どっかで聞いたような解説ばかりでうんざりしてしまうのだ。

「○○○って、どう思う…??」と聞いたところで、「これ見て下さいよ」とか言いながら、検索結果をスマートフォンで見せる若い奴がいたりする。

… オマエ、一体誰なんだよ??

僕が知りたいのは目の前にいるひとりの人間なのだ。



僕たちにはそれぞれ生まれ持った感受性がある。

感受性が感じたものは、行動するか、誰かに話すか、書くか、何かの方法で「表現」しなければ、その感受性が少しづつ死んでしまう。

日本の男には感受性が死んでしまった人が多いと僕は思う。

「言いたいことを言わない」、それを美徳とする日本の「空気を読む社会」は、感受背の死んだ男たちを大量生産している。この現象はどんどんと低年齢化しているように、僕には思える。

こうした男たちは「損得計算=上下関係」でしか動けない。感受性が働かない男たちが、上下関係だけで動いている組織社会。そこで、「戦争やるぞ~!」とトップが言いだしたらどうなるか・・?

もう誰も止められない、それが日本の現状じゃないか?

あ~、いか~ん! またこんな話になっちゃったよ・・・。



僕は発信を続けようと思っている。

それは僕の感受性が死なないためでもあるからだ。

最近は社会問題の話ばっかりだけど、実は皆さんに聴いてほしいカッコいい音楽が、僕の中にはたくさんある。

最近は頭を抱えるような話が多いけれど、実際の僕は、イヤな感情を何がしかの方法でうまく吹き飛ばしている。それなりにウマくやっているのだ。

というわけで、最後にスッキリする曲、いっちゃいましょう~!

ガキンチョの頃にぶっ飛んでいた、最高にカッコいいナンバーで。



I'm the man / Joe Jackson 1979


<おわり>