例えば、こんな通達で…。 | 追憶の骨 (bones)

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(NOBOARDER ニュース オプエド 11月26日より) 

こんにちは、ボーンズ88です。

11月26日、ジャーナリストの上杉隆氏が提供するインターネット ニュース番組「ニュース オプエド」で、安倍政権から在京テレビキー局に宛てた、一通の文書が公開されました。

「選挙期間中における報道の公平中立ならびに公正の確保についてのお願い」と題された文書について、上杉氏は

「これは言論弾圧、報道の自由への挑戦ではないか」

と、厳しく批判をしています。

(全文は下記に)

文書のポイントについて、こう解説しています。

 ① 出演者の発言回数
現在も発言回数や時間について、各社自主規制をしているが、こうした通達をすることで、さらに圧力をかけている。
 ② ゲスト出演者の選定
これは「与党に厳しく言うゲストを使うな」ということ。
 ③ テーマについて
「安倍政権の政策、アベノミクスの批判をするな。事実関係だけを淡々と言え」と、実際に言われている。
 ④ 街頭インタビュー、資料映像
これは11月18日、安倍晋三が解散発表後に出演したTBSニュース23

この街頭インタビュー映像に対して、「これは選んでいる」と思わず発言したことに批判が集中しました。それを踏まえての圧力と思われます。


また上杉氏は、この文書が配布されたのは11月20日であるにもかかわらず、各テレビ局、新聞各社が一切この事実を報道していない事にも言及しています。



番組のゲスト、オランダ人ジャーナリストのカレル・ヴァン・ウォルフレンさんは、「この文書が選挙管理委員会からではなく、ひとつの政党から来ていること言うことは、一党独裁政治が存在しているこの事の証明ではないか。」と厳しく批判しています。



元官僚の古賀茂明氏の反応です。また同氏の以前のツイート。


マスコミが言う「公正・中立」とは、政権からクレームが来ないという意味です。


「最近、ニュースがなんか変だよね。」

そう感じている方は、決して少なくないと思います。

今回のニュース オプエドが公開した文書は、安倍政権が報道を監視し、圧力をかけ、独裁体制を企てている事の証明です。

文書でもこの内容ですから、例えば、電話や面談など記録に残らない場面では、さらに厳しい要求があると考えられます。

また、マスコミがこうした圧力に簡単に屈している状況は、戦前、戦中と酷似していて、僕たち国民にとっては大変危険なのです。


民主主義なんて簡単に崩壊してしまいます。

例えば、こんな通達で…。



【文書全文】
選挙期間における報道の公平中立ならびに公正の確保についてのお願い

日頃より大変お世話になっております。

 さてご承知の通り衆議院は明日21日に解散され、総選挙が12月2日公示、14日投開票の予定で挙行される見通しとなっております。

 つきましては公平中立、公正を旨とする報道各社の皆様にこちらから改めてお願い申し上げるのも不遜とは存じますが、これから選挙が行われるまでの期間におきましては、更に一層の公平中立、公正な報道姿勢に御留意頂きたくお願い申し上げます。

 特に衆議院選挙は短期間であり、報道の内容が選挙の帰趨に影響しかねない事は、皆様もご理解頂けるところと存じます。 また過去においては具体名は差し控えますが、あるテレビ局が政権交代実現を画策して偏向報道を行い、それを事実として認めて誇り大きな社会問題となった事例も現実にあったところです。

したがいまして私共としては、

・ 出演者の発言回数及び質問等については公平を期して頂きたいこと
・ ゲスト出演者等の選定についても公平中立、公正を期して頂きたいこと
・ テーマについて特定の立場から特定政党出演者への意見の集中などがないよう、公平中立、公正を期して頂きたいこと
・ 街角インタビュー、資料映像等で一方的な意見に偏る、或いは特定の政治的立場が強調される事のないよう公平中立、公正を期して頂きたいこと

・・・等についての特段の配慮を頂きたくお願い申し上げる次第です。

以上御無礼の談御容赦賜わり、何卒宜しくお願い申し上げます。


<おわり>