東京オリンピック…、って。 ③ | 追憶の骨 (bones)

追憶の骨 (bones)

音楽や映像だけでは残せない、あの時の僕たち。


こんにちは、ボーンズ88です。

東京オリンピックについて、ネガティブな内容の話です。

読みたくない方は、必ずスルーしてください。

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唖然とするような出来事が、実に簡単に、起きてしまった。

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国連の常任理事国入りを希望している国の首相が
シリア問題を中座して、オリンピック招致に出向く…。

実に無責任な話だ、僕はそう思っている。

その反面、いささかの希望みたいなものも感じていた。

東京招致チームは、案の定、原発事故の対応に苦慮していた。
その状況を打破し、IOC委員の不安を払拭するのが、首相の役目だ。

国際的な場面での発言である、これが契機となって、
政府主導、国会主導による原発事故対応が加速するだろう…。

そんな希望を持っていた僕は、
いかに自分の考えが甘いか、知ることになる。

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「Situation is under control. 」

… えっ?

「完全にブロックされて…、」

… えええっ???

「健康問題については…、現在も将来も全く問題ない。」

… ええええええっ?????

これは明らかに、ウソだ。

 §

テレビの画面は、投票の準備や説明の場面に変わっていく。

「こんな事って、あるのかよ…。」

オリンピック招致のプレゼンで、首相がウソをついた、ということ。
僕は、その言葉通り、「唖然」としていた。そして、ふと思う…。

「これ、東京に決まっちゃうのって、マズいんじゃない??」

 §

チャンネルを変えてみる、どこも同じような、「そう状態」だ。
誰かが、「あれはウソだよね。」って、言ってるのでは…?
もちろん、そんな状況ではなかったが。

ツィッターでも見ようかと思ったが、何故だか止めてしまった。
このままもう少し、非国民気分を続けたかったのだろう。


僕は寝っ転がりながら、テレビを見続ける。

不思議と卑屈な気分はなくなっていた。

「東京でやるべきではない」

思いは確信に変わっていた。


につづく>