東京オリンピック…、って。 ① | 追憶の骨 (bones)

追憶の骨 (bones)

音楽や映像だけでは残せない、あの時の僕たち。


こんにちは、ボーンズ88です。

今日も東京オリンピックの話です。

内容が少しキツくなります、スルーしたほうがいいかもしれません。

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「TOKYO !」


その瞬間、僕は「ある感覚」について考えていた。

歓喜、嬌声、万歳三唱…、テレビ画面から伝わるもの。
それが、あっという間に部屋中に、いや、日本中に充満してくる。

誰も知り合いのいない、立食パーティー
サッカーのサポーターで埋め尽くされた、帰りの電車
社長の間違いを、誰も指摘できない会議

いくつかのシチュエーションを考えてみるが、何かが違う。

孤立感、孤独感、違和感??
そんなものには、慣れっこだ。

何だろう…、何かが足りない。

そうだ、「恐怖感」だ。

 §

「イスタンブールでいいんじゃない。」

テレビを見る前から、僕は気乗りがしなかった。
もう少し厳密にいうと、気が咎めていたのだ。

理由はいくつかあるが、原発の話をする。

「福島第一原発は東京電力だ」、という事と、
「その電力は東京をはじめとした関東で使われる」、が
感覚として結びつく人は、東京にはほとんどいない。

僕もそういう人間のひとりだった、地震が来るまでは。
でも、今は少しちがう、だから何か気が咎めるのだ。
これは自分でも、上手く説明がつかない。


「オリンピックを復興の起爆剤に~!」

こういったロジックが、僕にはまるで理解できない。

それが7年後の事なら尚更だ。

この国には「隠蔽」、「無責任」、そして「泣き寝入り」の歴史がある。

そして、それがまた、始まるような気がしてならない。

オリンピックを利用して…。


につづく>