入院13日目 | ワイルドボア

入院13日目

病名:ペルテス病
ペルテス病とは、2歳から13歳特に6歳前後の元気な子供に発生しやすく、大腿骨頭に栄養を与えている血行がなんらかの理由により途絶え、同部が壊死となる男子に多い疾患です。
壊死となった骨はやがて吸収され新たな骨が形成されますが、この過程で骨頭の変形が残存すると将来股関節の障害が出現し、40-50歳以降には人工股関節置換術をよぎなくされます。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~imagawa/hoken/byouki/perutesu.htm


私の場合、今から50年ほど前の中学1年生頃発病したと記憶しています。
何時も体を動かせて遊び廻っている腕白坊主でした。
ある日、夜中に両足の付け根が強烈に痛くなり一晩中寝れない状態でした。
起床時刻になっても自分で立ち上がることが出来なかったので、近所の骨接ぎ医師に往診にきてもらい病名は脱臼とのことでした。
それ以来、脱臼だと思い込んでおりましたが徐々に両足の長さが違っていきビッコが認められるようにまで悪化していきました。
時折寒い日などは痛くて眠れない日もありました。
杖を持つようになった頃、医師の紹介で整形外科で改めて診察してもらった病名がペルテスでした。

それ以来自分の病の認識ができました。
発病してから50年、人並みに歩けないハンディーに思い知らされてきましたので退院後は第2の人生が始まるような気持ちです。