The brother (1st story) | ティムの日はまた昇る~(Another sky)

ティムの日はまた昇る~(Another sky)

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1970年6月13日 その日、我が家は午後からバタバタしていた当時私が4歳の記憶だが、不思議と今でもハッキリと鮮明に憶えている。


母は既に病院で、父のクルマで病院に向う車中『ティム 今日からお兄ちゃんだぞ~』みたいな話をしながら母の所へ行った記憶が残っている。


病院に着くと 母の両親、兄弟がいて出産は夜になるから 私は母の弟に遊んでもらっていた。

夕方になり、そのおじちゃん(弟)と夕食を買いに行った。病院内ではなく外に買いに行った。


今では普通なんだけど サンドイッチを買ったんだ。


当時パンといったらアンパンかクリームパンぐらいしか店にはなかったと思う。だからサンドイッチが高級で特別な食べ物だったので幼少の私ではあったが今日は特別な日なんだと実感した記憶がある。


病院のロビーで夕食を交代で食べてテレビを見ながら時間を過ごしていた。その時の私は、これから何が起ころうとしているか、自分に数時間後に兄弟が出来るなんてことは実感もなかったろうし、意味も分からずテレビを見ていたんだと思う。


数時間後、その時は来た。病室に連れられて行った私が見た光景は、少し疲れ果てた笑顔の母と小さな天使を腕に抱えた父の姿。『今日からお兄ちゃんだぞ~』とそこに居たみんなに言われ その小さな命に対面し、恐るおそるホッペや手を触った。幼少ながら本当に天使のような人形のようだと思った。


体重3600グラム 私の弟 秀輝(仮名)の誕生です。


この世に生まれてくれてありがとう。




続く。