訪朝の弱点とは現代包丁だけにいえる事なんだけどね。


細かいことを言えば、


昔の訪朝の作り方と言えば・・・・・・



手作りでしたよね。


手造りとは、何も無い状態から鉄の材料となるものからの作り始めるよね。


つまり、鋼つくりから始まり、軟鉄づくり。


ようは、軟鉄と鋼を最初に作りますよね。



そしてこの鋼の作り方が昔と現代とでは全く違うと言う事なんです。


現代の鋼の作り方って分かりますか?????



昔の鋼と言えば・・・・・・


玉鋼と言います。


ただし、この玉鋼は通常ならば日本刀の材料となりますね。


しかし、刀鍛冶からこの鋼は日本刀には不向きと言われ、はじかれたものに限ります。



この日本刀には不向きとはじかれた鋼の使い道は多数あって、


一部をあげると舟釘、ノミ、カンナ、包丁などですね。



船と言っても昔の船は色々とあって、ザット調べただけでも、18種類ありました。


ザット書いてみるね。


まずは、


異国通商船(いこくつうしょうせん)


寛永十一年、この九船および惣じて異国渡海を禁じ、ただ蘭船夏渡二艘・清船夏冬合せ十艘、彼より来ることを許し・・・・・・伝々


廻船問屋(かいせんどんや)


諸国廻船多しといえども、運賃をもって漕するは、大阪より江戸に下るを第一とす。これまた大阪を本とし、江戸を末とす。その中に二種あり、酒樽を積むを樽船と云う・・・・伝々


樽船(たるぶね)


「廻船」のうち、酒樽を積む船を「樽船」という。他には(廻船問屋参照とある)


菱垣廻船(ひがきかいせん・ひしがきかいせん)


「廻船」のうち、酒樽以外の荷物を積む船を「菱垣廻船」という。他(廻船問屋参照・・・・)


今井船(いまいぶね)


京坂の間の船は今井船と云うあり。諸物を積み漕すを専らとす。


三十石船(さんじっこくぶね)


三十石船と云うあり。人を乗するを専らとし、大略十艘中一艘諸物を積む。毎朝毎夕、大阪と伏見を発す。


屋形船(やかたぶね)



川遊びの船なり。大阪のは二階あり。


江戸は無二階なり。『昔々物語』に云う、昔慶長の比、夏暑気強き故、諸人涼みのためにひらだ舟に屋根を仕掛け、これをかりて浅草川を乗り回す。これを船遊びの始めなり。


元々は庶民の楽しみとして使われてたらしいのだけど時の移り変わりとともに大名なども使うようになったらしいです。


茶船(ちゃぶね)


これも川遊びの小楼船なり。無二階なり。屋根なきもあり。諸物川運漕に用う。


屋形・茶船ともに一戸を兼ぬるなり。船宿・船数ともに江戸のごとく多からず。また、茶船にても早卒には出しがたく、多くは前日にこれを命ずるなり。
 茶船は十石積を称え、その実二、三十石を積む。


この茶船にはもう一種類あって、これは大阪の方で使われてたものを言うそうです。


上荷船(うわにぶね)


二十石積を本とし、その実四、五十石を積むなり。河中海船を納れず、故にこの船をもって諸物を伝え積むに用う。江戸の茶船と同用なり。


志留古保之(しるこぼし)


字未詳。屋形と同制にて、いささか小なり。神田川船宿にすべて四、五艘今あり。 榜人せんどう 四人乗りなり。屋形とこのしるこぼしは、雇銭のほかに榜人に祝儀を与うることなり。


屋根船(やねぶね)・日除船(ひよけぶね)


大阪の茶船に似たる船なり。平日専らこれを用う。往来にも川遊びにも出るなり。この船、宝永三年官名に百艘に定む。その後、これを許すか。今はその数を知らず。 榜人せんどう 一人、あるいは二人乗りなり・・・伝々


猪牙船(ちょきぶね)


ちょき舟と訓ず。明暦中、浅草見附の船宿玉屋勘五兵衛と笹屋利兵衛と云う二人、始めてこれを造る。山谷通いの遊客を乗すると云う。あるいは長吉と云う者、鮮魚を諸浦より江戸に漕す押送り船を模して薬研形の小舟を作り、長吉舟と号く。音近きをもって猪牙の字を附すとも云う・・・・伝々


三挺(さんちょう)


三挺は猪牙に似てわずかに大なり。櫓三挺を備う意にて名すれども、今は一、二挺を用うのみ。正徳五年、官命して二挺立て・三挺立ての船を禁止すと云う。しかれども今も三挺はこれあり。二挺と名付くる物を聞かず。今の猪牙のことか。


荷足(にたり)


にたりと訓ず。三挺立てよりまた大なり。これは諸物運漕の用を専らとすれども、専ら右の船宿へ備へ兼ぬる。


土船(つちぶね)


文化九年、願ひ済みなり。
 文化中、土船(船数三百余艘)持ち百三十四戸。これ江戸のみなり。本所・深川十九戸、船数詳らかならず。


漁舟(ぎょしゅう)


釣舟多く深川にあり。これも前の船宿に兼ぬるもあり。 榜人せんどうを付す。網舟も榜人を付す。


百文舟(ひゃくもんぶね)


極小舟なり。榜人を付さず。一日雇銭百文なり。漁する者自ら さおさし、地を計りて棹を立て、舟をつなぎすなどるなり。


これだけの種類がある仲、舟釘が使われた船は大型の船の客が乗る部分などに使われたようです。


船底とか水の当たる部分には、鉄釘は使われず、竹釘を用いたようですね。



ただこのような鋼と言っても現代では昔のような作り方はしておりません。


昔は鉄鎚をつかい鉄を鍛えて鋼にしていたが、現代ではプレスによって作られているようです。


したがって不純物をハンマーで叩いて叩き出すのではなく、圧縮してしまうためカスもガスもそのまま閉じ込めてしまうので、砥石を使って研いでいても刃先にこれらの不純物やガスなどがはまるとどうなるか?


刃が欠けたようにその部分だけへこんだ状態になる・・・・・


つまり、そのへこんだ部分だけが鋸のようになるわけだね。


どんなに良く研いで切れ味抜群に研いでも、子の不純物やガスの部分に当たると・・・・


刃が欠けた状態と同じになってしまいその部分だけは切れないわけなんです。


従って、鉄筋と言っても昔のように鍛えて作られた鉄ではなく、圧縮によって作られた鉄は子の不純物が含まれてしまうと、脆くなると言う事なんです。


あっ、そうそう・・・・


ノミやカンナにも沢山の種類が有りますけどね。


書き忘れの中に、彫刻刀など小さなものも沢山あります。


日本って以外にも刃物の種類って結構有るんだよね。


海外と比べると日本ほど刃物に種類の多い国は他には類を見ないかもね。