最初の入院から退院後。
実家に身を寄せた後に向かったのはA大学病院。
ご縁があって
神経内科界の権威と呼ばれるA大学病院のA教授に診てもらえる事に。
そこでも色々な検査をしてもらったけど、
結果はシロ(異常なし)
「う〜ん、手詰まりやね」
ニカッと微笑むA教授。
手脚は不随意運動を繰り返し
脱力が依然残り、
何も改善していない状態で
主治医のいない“野良患者期間”が始まりました。
あんなにいい先生達(G大病院、A大病院)が診てもどこにも異常がないなら
いつかは治るんだろうし、それまでは車椅子で頑張るか〜‼︎
うおおお〜‼︎‼︎
当時はそんな感じの気持ちで竹原ピストルを聴きながら車椅子を漕ぎ倒してました♿️
今になってみると
竹原ピストルさんに申し訳ない気持ちでいっぱいですが、
そんなトンチキ脳筋おばさんの私でも当時一つだけ心に引っかかっていた事があります。
A大学病院で誘導電位(検査名うろ覚え)の検査をしている時の事。
検査をしてくれた医師が
「左右共にギリギリで基準値内だけど、
神経の反応?の左右差が大きい。
そして、この左右差こそが“病気”なんだろうね」
と、ボソリと呟いたのです。
確かに私の不随や脱力には左右差がかなりあります。
握力も左右全く違うし、
脚の震え方も力の入り方も左右で全く違う。
この時に検査してくれた医師にグイッと突っ込んで話を聞いておけば…
そしてA教授以外の医師の元へ行っていれば…
過去についてタラレバを言えばキリがないけれど、
ここについてはどうしても今でも思ってしまいます。